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2026.07.27【Savor the Matcha】濃厚な抹茶を味わい、日本文化を気軽に体験

2025年、上野公園の近くにオープンした「Savor the Matcha」。日本語訳すると「抹茶を味わう」という意味になり、その名の通り抹茶を気軽に味えるお店です。日本に古くから伝わる抹茶の文化は、この国で生まれ育った人でも知っているようで知らない伝統文化の一つ。「ちょっと体験してみたい」という初心者も、「知ってはいるけれど、日常の中で気軽に楽しみたい」という茶道経験者も、その魅力を再発見できる場所になっています。

 

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店舗は上野公園の東側、人混みからはずれた静かなエリアにある

 

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テイクアウトのドリンクは、注文ごとに抹茶を点てるところからスタッフが丁寧に行う

 

海外でもよく知られ、「日本といえばこれ」の代表とも言える抹茶。外国人観光客も興味があるようで「お客様のうち平日は7〜8割、休日も半数はインバウンドの方々です」と運営会社の責任者の方。一方、東京国立博物館も近いため、日本文化にまつわる展覧会を観た後、その余韻に浸るために訪れる人も。

「お客様がご自身で抹茶を点てて、茶席で味わうことができるメニューもございます。どうぞごゆっくりお過ごしください」

 

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自宅で抹茶を楽しめる道具の販売も


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イートインの「ご自身で点てて頂く抹茶と和菓子のセット」3000円。

それに+500円で抹茶をラテかソーダに、+800円でカクテルにアレンジできる(すべて税込)

 

メニューはテイクアウトとイートインに分かれ、おすすめはやはりイートインの「ご自身で点てて頂く抹茶と和菓子のセット」。厳選した抹茶、こだわりの和菓子を含むデザートで構成され、本物を味わえます。お菓子やお茶が順番に運ばれてきて、ちょっとしたコースのような贅沢さも。「スマホスタンドのお貸し出しもしているので、ご自身の様子を撮影しながら体験していただけます」というサービスもうれしい。

 

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煎茶は福岡県産「ゆたかみどり」を使用。かりんとうは、東京三大かりんとうの一つとして有名な浅草「かりんとう小桜」のもの

 

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煎茶とかりんとうをいただきながら説明を聞き、どれにするかを選んでいく

 

「ご自身で点てて頂く抹茶と和菓子のセット」を注文し、席に着くと、すぐに煎茶とかりんとうが出てきました。まずは乾いた喉を潤してひと息つきながら、その後の流れを教わります。抹茶は飲み方を選ぶことができ、王道のスタイルだけでなく、飲みやすくアレンジした「抹茶ラテ・ソーダスタイル」や、めずらしい「抹茶カクテルスタイル」も。スタッフと会話をしながらどれにしようか迷っている間も、ワクワクが止まりません。

 

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香りを確認するとそれぞれ個性があり、その違いに驚く

 

飲み方のスタイルを選んだ後は、抹茶を3種類の中から選びます。実際に香りを確認させてもらうと、明るい印象のもの、キリッとした残り香があるものなどタイプが異なり、好みのものを一つ選ぶことができます。なかでも「摺鉢山の緑」は、福岡県産と鹿児島県産、静岡県産の抹茶を組み合わせたオリジナルブレンド。ふわっと華やかな香りがして、苦みと甘みのバランスが取れた飲みやすい味わいになるそうです。

ちなみに、「摺鉢山」というのは上野公園の歴史にちなんで付けられた名前。実は、公園のある一帯は高台になっているため、江戸時代には「上野の山」と呼ばれていました。園内にある擂鉢山古墳は登山もでき、山頂付近は穴場の休憩スポット。そんな豆知識もここで得られます。

 

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 写真の下段は「桃林堂」の季節の和菓子。

紫陽花をかたどった練り切り(下段左)と、ビワをモチーフにした白あんのお菓子(下段右)

 

和菓子は、4種類の中から選ぶことができます。特にユニークな一品は八つ橋を使ったお菓子で、焼き八ツ橋の上に白あんを乗せ、さらにその上に生八ツ橋をかぶせたオリジナルです。練り切りは、上野桜木にある老舗和菓子店「桃林堂」から仕入れたもの。季節のモチーフが表現されていて、時季によってその顔ぶれが変わります。

 

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八つ橋を使ったオリジナルの和菓子。提供する際にホイップクリームをトッピング

 

抹茶と和菓子を選んだら、まず運ばれてくるのは和菓子。今回は、八ツ橋のお菓子を選びました。あむっと口に入れ、焼き八ツ橋のパリポリした歯応えと生八ツ橋のモチモチ食感、ニッキの爽やかな香りとクリームの甘みが織り成すコントラストを堪能。食べ終わると、その余韻があるうちに抹茶が用意されます。

 

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表面に薄い緑色の細かい泡ができたらできあがり

 

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抹茶ラテは、ひとくち目は混ぜずに上だけを飲み、抹茶本来の濃厚さを味わって。その後にミルクと混ぜ合わせるとまろやかな飲み口に

 

茶筅は、最初は優しく、次に素早く動かすのがコツ。抹茶とお湯をそっと混ぜ合わせたら、その後は茶筅を前後させるようにして素早く動かし、ダマにならないようにします。表面に細かい泡ができたら、おいしい抹茶になった合図。口の中に残っている和菓子の甘みと抹茶の旨みが出会い、新たに広がるおいしさにうっとりしてしまいます。

 

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抹茶を点てるのに使う抹茶碗の色も選ぶことができます

 

繁華街の喧騒から離れ、静かに過ごせるのもこの場所の魅力。この辺りは徳川将軍家ゆかりの土地でもあり、上野の寛永寺は家康の死後、江戸城の鬼門を守護するために3代将軍家光の時代に建立されました。「家康は抹茶が好きだったそうです」とスタッフの方。抹茶を通して日本の歴史や、古き良き文化に思いを馳せてみるのはいかがでしょうか。

 

Savor the Matcha

住所 東京都台東区上野公園16-25

営業時間 10:00〜17:00

定休日 月曜

JR上野駅より徒歩6分

https://www.instagram.com/savor_the_matcha/(外部サイトへ移動します)

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