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文京区湯島のサッカー通りを歩いていると、猫のイラストが描かれたのぼりが目に入ります。そのすぐ目の前の建物の1階にあるのが、「王冠印雑貨店」。2014年にオープンした猫雑貨と和カフェのお店です。2025年2月に旧店舗から徒歩5分の現在の場所に移転してきました。
お店にいない猫店長“わらび店長”が描かれたのぼりが目印!
開店当時は昭和レトロ雑貨をメインに取り扱っていたそうですが、店に一歩足を踏み入れると、どこもかしこも猫、猫、猫…!次第に個性豊かな作家ものの猫グッズが増え、いつのまにか猫好きさんの聖地になっていたのだとか。
「私も猫を飼っていて猫好きのひとりなのですが、この街には不思議と猫好きな方が多いんですよね。“湯島といえば猫”というのがここ10年でだんだん定着してきました」
と語るのは、店長の海老原久美さん。
店内にはオリジナルデザインの手ぬぐい、御朱印帳などの紙もの雑貨から、陶器など作家ものの猫グッズ、贈り物にも喜ばれる日本茶やクッキーなど、多種多様な猫グッズが揃います。個性豊かなグッズたちは眺めているだけでも楽しく、つい時間を忘れそうになります。人形町にある日本茶専門店「おちゃらか」とコラボしたフレーバー日本茶には、海老原さんの愛猫3匹の名前がつけられており、パッケージデザインにも愛情が感じられます。
落ち着いた雰囲気の店内には猫グッズがずらり!

「おちゃらか×王冠印雑貨店コラボフレーバー日本茶」(左からわらび茶、たんば茶、かりん茶)
各864円(税込)。※こちらは喫茶スペースでもお飲みいただけます

素朴な表情に癒される陶器屋スピコの「ねこけし」各1,375円(税込)~

平田製作所「イチョウの木の根付け(ストラップ)」各1,320円(税込)。
ひとつひとつ手作業でペイントされているので猫の表情もさまざま!
湯島エリアでは毎年2月と9月の2回、「ねこまつりat湯島~猫でつなぐ湯島のまち~」というイベントが約1か月にわたり開催されています。期間中は参加店舗でスタンプラリーが行われるほか、湯島に「ねこまつり神社」が登場。ここではオリジナルの御朱印やおみくじ、お守りがもらえます。それだけでなく保護猫活動のための募金箱の設置もあり、集まった募金はさまざまな保護猫の団体に寄付されます。約10年前は参加者が3店舗だったのが今では20店舗へと拡大したそう!
さらに、猫モチーフのグッズやお菓子、クリエイターの作品などが約70店舗並ぶ展示即売イベント「ねこまつりフェス」も開催。これからもますます盛り上がってほしいイベントですね。
今年は9月17日(水)から10月13日(月・祝)まで開催予定!
オリジナルデザインの御朱印帳を持って「ねこまつり神社」で御朱印をもらおう。各2,860円(税込)~
お買い物のついでに、カウンターの喫茶スペースでゆっくりティータイム。
この日は猫形がたまらないその名も「猫玉ぜんざい」と「自家製わらび餅」、そして京都の宇治から取り寄せているという温かい「点て出し抹茶」をオーダーしました。
和スイーツはすべてお店で丁寧に手作り。特にわらび餅は作りたてをいただくことができます。
国産本わらび粉を使ったわらび餅は、もっちりぷるぷる食感でひと口食べればその虜に…。わらび餅本来の風味を味わったら、有機大豆きな粉に丹波の黒豆きな粉をブレンドしたものをたっぷりかけ、そのあと黒蜜をかけていただきます。
「猫玉ぜんざい」は北海道産あずきの素朴な味わいと、もちもちの猫玉(白玉)が口の中で溶け合い、まさに口福なひととき!目の前で海老原さんが点ててくれる「宇治抹茶」のキリッとした濃厚な風味と渋みが引き締めてくれます。
「猫玉ぜんざい」660円(税込)、「自家製わらび餅」550円(税込)、「点て出し抹茶」880円(税込)
国産本わらびを使って作る本格的なわらび餅。ぜひお試しあれ!
目の前で抹茶を点てる様子が見られるのもカウンター席の醍醐味
湯島エリアを散策するときは和スイーツと日本茶、猫グッズで癒しと元気をもらえる王冠印雑貨店に、ぜひ立ち寄ってみてください。かわいい驚きと発見がありますよ。
店長の海老原久美さん。わらび店長のオリジナルTシャツも素敵
入り口ドア前でもわらび店長がお出迎え
王冠印雑貨店
住所 東京都文京区湯島2-4-8
TEL 03-6806-0252
営業時間 12:00~18:00、土日祝11:00~17:00 ※カフェL.O.は閉店30分前
定休日 月・火曜
※天候等により急な変更あり。最新情報はXまたはインスタグラムでご確認ください
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