清州橋通りの一角にあるラーメン店「麺屋加減」。過去に人気ラーメン店で責任者を務めたことのある店主が独立し、2023年12月にオープンしました。ユニークな店名の由来は、住所の番地が1並びで、「プラスマイナス→加減」ということから発想を得たものだそう。

店内はカウンター7席。シックなモノトーンの空間が落ち着く

こちらのラーメンの特長は、なんといっても丸鶏でとったスープ。冷蔵庫でしばらく寝かせることで味が整うそうです。醤油か塩が選べるそうで、店主のおすすめはしょうがのアクセントが効いた塩。「カウンターに置いてある柚子酢をスープに入れると美味しいと評判なんですよ」と、店主。麺は大田区にある菅野製麺所から取り寄せています。今回は「特製ラーメン」の塩に「ミニワンタン」トッピングを注文してみました。

チャーシューは低温調理で4時間半、じっくりと火を入れている

手際よく具材を乗せていく店主。あっという間にラーメンが完成する

カウンターに「特製ラーメン」が運ばれてくると、3枚並んだ鮮やかなピンク色のチャーシューが真っ先に目に入ります。メンマ、のり、なると、ミニワンタンが華を添え、食欲をそそります。スープをひとくち飲むと、鶏の旨味が口に広がり、ふわっとしょうがが香ります。細めの麺がスープによく絡み、気づいたらどんどん食べ進めていました。
途中、店主おすすめの「柚子酢」をスープに数滴加えてみます。これがスープとの相性抜群で、後味にさわやかな余韻を残してくれます。柚子酢はオリジナルで開発された調味料だそうですが、その作り方も気になりますね。

「特製ラーメン（塩）」1,200円+「ミニワンタン」200円（各税込）。

ワンタンには牛肉がたっぷり入っていて食べ応え十分

　　　　　　　　　　　　　ラーメンを途中まで食べたら、こちらの「柚子酢」で味変を楽しむのが正解！

「特製ラーメン」や「味玉ラーメン」は定番人気ですが、大盛りの青ねぎが乗った「ねぎラーメン」や、たっぷりのニラ玉と全卵が乗った「ニラ玉ラーメン」もおすすめだそうです。栄養たっぷりのラーメンを食べれば、寒い季節も元気に乗り越えられそうですね。

都営大江戸線新御徒町駅、JR浅草橋駅からそれぞれ徒歩10分、JR秋葉原駅徒歩12分。通りの角にあるのでわかりやすい

麺屋加減
住所　東京都台東区台東1-1-11
TEL　070-9208-1440
営業時間　月～土曜11:00～15:00、18:00～21:00、日曜11:00～15:00
定休日　不定休
https://www.instagram.com/kagensann/（外部サイトへリンクします）