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2024.09.18【うなぎいもストア 上野桜木店】うなぎといもの美味しいカンケイ

うなぎの産地として知られる静岡県浜松市の浜名湖。実はこの地域では、数百年前からさつまいもの栽培も盛んに行われてきました。養鰻組合がうなぎを加工する際に出る骨や皮など、本来なら捨てられてしまう部分をさつまいもの肥料にしたのが「うなぎいも」のはじまりです。


うなぎいもを作る農家の所得向上だけでなく、販売業者、保管業者、加工業者、配送業者などさまざまな業者に雇用が生まれ、浜松市の地域活性化につながることを目的として、2013年に「うなぎいも協同組合」が誕生。農業者が自ら加工販売する6次産業のビジネスモデルになっています。うなぎいもを加工したスイーツを販売する「うなぎいもストア」は現在浜松市に2店舗、東京の品川区に1店舗あり、今回取材させていただいた上野桜木店で4店舗目になるそうです。

画像ストラップやマスコット、スクイーズなど、うなぎいもの公式キャラクター「うなも」のグッズが並ぶ店内

 

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   上野桜木店で販売されているうなぎいもを加工したお菓子は8種類。

2015年から台湾を中心に輸出も行っているそう


「うなぎいもストアを谷中エリアに出すことになったのは、下町情緒もあり、食べ歩き文化が根づいている土地柄だからですね。1店舗目が戸越銀座商店街にあるのも同じ理由です」と話すのは、店長の松永真子さん。

たしかに、スイーツが並ぶショーケースを見てみると、ソフトクリームやクッキーサンド、みたらし団子など、片手に持って食べ歩きできそうなものがたくさん!


この秋のおすすめは「揚げ団子ソフト」。台湾の屋台スイーツ「地瓜球(ディーグゥアーチョウ)」をヒントにしたという揚げ団子は、キャッサバ粉とうなぎいもが原料でモチモチの食感が特長。うなぎいもの粉末を生乳に混ぜて作られる「うなぎいもソフトクリーム」のひんやり感と、熱々の揚げ団子のコラボレーションが口の中で楽しい一品です。


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「揚げ団子ソフト」680円(税込)。揚げ団子は下にもゴロゴロ入っている。

メープルシロップの優しい甘さが、さつまいもソフトと揚げ団子にぴったり

 

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「クッキーサンド」360円(税込)。

うなぎいもミルククリームの中に、うなぎいものダイスカット密漬けが入っていて食べ応えも十分

 

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「金の極み」350円。焼きいもペーストに生クリームとバターを加えた、ねっとり濃厚なスイートポテト。

手土産としても喜ばれそう

 

うなぎいもストアのメニューや商品棚を見ていると、そのバリエーションの豊富さに驚きます。粉末やペーストから生菓子を作るだけでなく、油で揚げてスナック菓子にしたり、タルトやパイを生み出したり……。多種多様な加工技術のノウハウを持つ業者との深いつながりが見えてきます。

 

「うなぎいもは5月に苗を植え、8月~11月に収穫されると3ヶ月ほど熟成させるんです。1月~2月がねっとり感が増していちばん美味しくなりますので、その時期も楽しみにしていてくださいね」と、松永さん。
これからも地域の活性化を目指し、美味しいうなぎいもスイーツを世の中に広めていってほしいですね。

 

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店長の松永真子さん。公式キャラクター「うなも」の特大ぬいぐるみと一緒に

 

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店内にはイートインスペースが3席。こちでき出来たてのうなぎいもスイーツをいただくこともできる

 

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東京メトロ千代田線根津駅から徒歩9分、千駄木駅から徒歩13分、JR日暮里駅から徒歩10分。

「うなも」の特大ぬいぐるみと看板が目印

 

 

うなぎいもストア 上野桜木店
住所 東京都台東区上野桜木2-10-5 クイント 1階
営業時間 11:45~17:00
定休日 月曜(月曜が祝日の場合は翌日に振替)
TEL 070-8490-4050
https://www.instagram.com/unagiimo_uenosakuragi/(外部サイトへ移動します)

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