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2019.12.14【国立西洋美術館 CAFEすいれん】世界文化遺産の建物の中で見目麗しい西欧料理を

冬の訪れとともに、空気が澄んで美しい景色が心に染みる時期。上野が、すき。では、上野恩賜公園にある文化施設の楽しみ方についてご紹介していきます。
JR上野駅の公園口出口からすぐのところにある国立西洋美術館。フランス近代の絵画や彫刻を中心とする「松方コレクション」が原点のコレクションと、趣向を凝らした展覧会によって、訪れる人々を魅了しています。見どころは作品を保存・公開する建物自体にも及び、展覧会鑑賞後も館内でゆっくり過ごすのがおすすめ。本館のCAFEすいれんでは、中庭を眺めながら西欧料理などの食事を楽しむことができます。

 

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緑あふれる中庭に面した明るい雰囲気のレストラン

 

1959年に建てられた建物は、フランスの著名な建築家ル・コルビュジエが設計。2016年には、国立西洋美術館を含む「ル・コルビュジエの建築作品―近代建築運動への顕著な貢献―」が世界文化遺産に登録され、注目を集めました。

 

CAFEすいれんならではのメニューは、四角いプレートの上で味わい深い建物を表現した「ル・コルビュジエ ランチプレート」。斜めに渡した海老春巻きは2階へと続くスロープ、三角にカットしたパンは屋上のトップライトを表しているといいます。
牛と豚の合挽き肉で作ったハンバーグは、口に入れると柔らかく解れ、濃厚なデミグラスソースとマッチ。スパゲッティのトマトソースは少しさっぱりとした風味で、アクセントになっています。

 

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「ル・コルビュジエ ランチプレート」はサラダ、デザート、ドリンク付き1,880円(税込)。みじん切りした玉ねぎ、赤ワインなどを約2時間かけて煮こんだデミグラスソースも評判

 

ちなみに、国立西洋美術館の6000点以上ある収蔵品のうち目玉となるのが、印象派の画家クロード・モネが描いた≪睡蓮≫。池に浮かぶ睡蓮をイメージした「睡蓮カニクリームコロッケ(サラダ仕立て)」は、スライスした蓮根が、まるで花が咲いたように盛り付けられています。
こんがりキツネ色のコロッケの衣はサクッ、中はとろり。自家製フレンチドレッシングを添えたサラダ仕立てのため、お好みでドレッシングをかけて食べ進めてください。

 

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「睡蓮カニクリームコロッケ(サラダ仕立て)」1,380円(税込)。カニはズワイガニを使用

 

期間限定で、企画展とのコラボメニューが登場することも。シェフが美術館スタッフの意見を参考にしながら考案するため、見てうっとり、食べてうっとりの一品となっています。大切な人と特別な日を過ごすのにもぴったり。
CAFEすいれんには美術館の観覧券がなくてもお入りいただけますので、さまざまなシチュエーションでお気軽にご利用ください。

 

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広々とした居心地のいい空間。食後は建築探訪がてら、館内をのんびり散策してみては?

 

 

国立西洋美術館 CAFEすいれん
住所 東京都台東区上野公園7-7 国立西洋美術館本館1階
TEL 03- 5834-7056
営業時間 10:00~17:15(食事11:00~16:30 喫茶10:00~17:00)、金・土曜10:00~21:00(食事11:00~20:10 喫茶10:00~20:30)、時間延長期間10:00~22:00(食事11:00~21:10 喫茶10:00~21:30)※時間延長期間は、GW期間中の金・土・日曜、祝日、7~9月を含む夏期展覧会の金・土曜、プレミアムフライデー
定休日 月曜(祝日または振替休日となる場合は翌日)、年末年始(12月28日~1月1日)、1月27日~2月10日、その他美術館休館日に準ずる
https://www.nmwa.go.jp/jp/shop-cafe/cafe.html(外部サイトにリンクします)

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