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2025.06.19【サカノウエカフェ】海を越えて愛されるパンダかき氷を召しあがれ

湯島天満宮からほど近い、三組坂の上にある「サカノウエカフェ」。夏でも冬でも、季節を問わず一年中かき氷がいただけるかき氷専門店です。オリジナルのレシピで生み出されるかき氷メニューは、なんと年間100種類以上! メニューは1~2週間ごとに入れ替わるため、新作の味を求めてかき氷ファンたちが足繫く店に通います。

 

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三組坂上交差点にある店舗。休日は店の前に行列ができることもある

 

店主の町山友康さんがこの店を開いたのは13年前。
「当時は夏になると人通りが少ないエリアでしたが、徐々にかき氷目当てにお越しいただくお客様が増え、おかげさまでにぎわうようになりました」。
現在はインターネットの予約システムも導入し、お客様もスムーズに入店できるようになったそうです。

 

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店主の町山友康さん。かき氷を削るときは職人の顔に!

 

今回ご紹介するかき氷は、7月上旬から期間限定で登場予定の「パンダかき氷」。上野のマスコット・パンダの顔をモチーフにした人気の一品です。
サカノウエカフェでは、かき氷に使う氷の温度をマイナスではなく0℃に保つように調整しています。そのほうがふわふわに削ることができるのと、食べたときに頭がキーンとしづらいと言います。

 

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皿にふんわりと氷を削ったら、カマンベールチーズソースやベリーシロップを素早くかけ、

さらに氷を追加。その手際の良さとスピードに驚く

 

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あっという間に美しい丸型に成形されていくかき氷


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ふわふわ生クリームの「パンダかき氷」2,100円(税込)は究極の癒しフェイス

 

「空気のように軽い泡」にする道具・エスプーマを使ったふわふわ生クリームのパンダの顔は、崩すのがもったいないほどかわいらしいのですが、ここは思いきってスプーンを入れます。
氷の中には、ベースとなるカマンベールチーズ、3種のベリーのシロップがたっぷり!中にはほどよい酸味のヨーグルトと、ザクザクとした食感が楽しいクランブルが…。これらが氷と一緒に口の中で溶け合うと、かき氷というより、濃厚なスイーツを食べている感覚になります。「食べていて新たな発見があるようなかき氷を目指しています」と町山さん。なるほど…ここにサカノウエカフェのかき氷の人気の秘密があるんですね。

 

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生クリームとたっぷりのベリーソースをスプーンでひとすくい

 

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中に隠れているのはクランブル!食べ進めるほどにわくわくするかき氷

 

取材した日のメニューだけでも、台湾マンゴーやルバーブ、アメリカンチェリーなど、使用する食材が多岐に渡っていました。どのメニューも独創的で、食べてみたいと思わせるものばかり!
東京で大人気のサカノウエカフェですが、なんと最近はマレーシアとシンガポールにも出店したそうです。日本から持ち込んだ機械と氷で、現地のスタッフにかき氷の作り方をレクチャーするのはなかなか大変だそうですが、海外でも日本のかき氷が注目されているというのは新鮮です。これからも日本のかき氷の魅力を世界に発信していってほしいですね。

 

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テーブル16席のシンプルで落ち着いた店内


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店内に飾られていたファンの方による刺繍作品。歴代のメニューが刺繍で細かく再現されており、店への愛を感じる

 

かき氷がますますおいしくなるこれからの季節、湯島天神のお参りのついでにぜひサカノウエカフェで唯一無二のかき氷体験をしてみてはいかがでしょうか。

 

サカノウエカフェ
住所 東京都文京区湯島2-22-14
営業時間 平日11:00~19:30(ラストオーダー19:00)、土日祝11:00~18:30(ラストオーダー18:00)
定休日 月曜&不定休(詳しくは公式サイトのカレンダーをご確認ください)
http://sakanoue-cafe.com/(外部サイトへ移動します)

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