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根津神社の裏路地にひっそりと佇む、築70年の古民家を使ったバル、「muku*roji」。2023年3月にオープンしたばかりのお店です。人の手や素材が感じられる無垢(muku)な食事を、日常の喧噪から離れた路地裏(roji)の空間で楽しんで頂きたい、との想いがお店の名前の由来なのだそう。
管理栄養士の資格をもつ店主が、旬や素材をもっと身近に感じてもらいたいとの想いから、ビストロでありながらも和素材をベースにした創作料理を提供しています。
寝酒の一杯として訪れる常連さんもいるといいます
お店は18時にオープン。「ただいま」と思わず言いたくなってしまうような雰囲気のある佇まいです。
カウンター席があるので、一人でふらりと訪れる女性客も多いそう
店内は意外にもカフェのような空間で、気軽に入りやすい雰囲気です。
「前菜3種盛り合わせ」750円(税込)
前菜には、ブルーチーズとナッツのラぺ、紫キャベツとディルのマリネ、鴨の冷燻製ハムの三品。内容は日によって変わるそう。ブルーチーズの塩気が効いたラぺは、思わずワイン1杯!と言いたくなる味わい。タコ入りのヴィネガーが効いた紫キャベツのラぺ、旨味の詰まった鴨の燻製ハム。一品ごとの完成度が高く、感動の連続でした。
「生のりとしらすの和グラタン」950円(税込)
「生のりとしらすの和グラタン」は、クリームソースに生クリームを使わず、牛乳とバターと小麦粉だけで作っているので、重さが全くなくて食べやすいのが特長です。
グラタンの上にはオリーブオイルで和えたしらすとピリリとした辛味のあるカイワレ大根がたっぷり。中には歯ごたえのあるエリンギ、しめじ、玉ねぎが入っています。しらすの生のりの塩気が効いて、まさに和テイストのグラタン。日本酒やワインともよく合いそうです。
コース料理についてくるという「タルタル海老のムース」
ご紹介のため、特別にコース料理にしかつかないという、「タルタル海老のムース」をいただきました。
口に入れた瞬間に広がるクリーミーなムースは、まるで新鮮な生ウニをいただいているかのような濃厚な味わい。海老の旨味が口いっぱいに広がって、悶絶するほどのおいしさです。ぜひコース料理もいただいてみたいと思いました。
「自家製グラノーラ・アイス」500円(税込)
食後のデザートには、自家製グラノーラを使ったアイスをオーダー。アイスには奄美黒糖焼酎を少しかけているので、ぴりりとお酒が効いて大人の味わいです。
店内には店主お手製の自家製酒や、オーガニックワイン、日本酒、焼酎、他にも都内では中々お目にかかれない地産のジンやラム酒など、料理に合うこだわりのお酒がたくさんあります。
旬の食材がたっぷりの手間暇かけて作られた絶品料理を、おいしいお酒と一緒にたっぷり堪能してもらいたいです。
ぜひ訪れてみてくださいね。
muku*roji
住所 東京都文京区千駄木2−2−13
営業時間 18:00〜23:00
定休日 日・月曜
muku*roji (muku-roji.com)/(外部サイトへリンクします)