• TOP
  • 記事一覧
  • 【CANNONBALL DINER】一度食べたらヤミツキ。アメリカン・ビーフ100%のパティが光る至高のハンバーガーを堪能

2025.05.28【CANNONBALL DINER】一度食べたらヤミツキ。アメリカン・ビーフ100%のパティが光る至高のハンバーガーを堪能

山手線の鶯谷駅北口を出て言問通り沿いを入谷方面へ歩くこと数分。黄色いバイクが目印のお店「CANNONBALL DINER(キャノンボール ダイナー)」はバーガー好きの間では言わずと知れた名店です。

店主・三島さんはハンバーガーの人気店「MUNCH'S BURGER SHACK(マンチズ バーガー シャック)」や「FIRE HOUSE(ファイヤーハウス)」で研鑽を重ね、2021年に独立。以来、本格的なハンバーガーをここ鶯谷で気軽に楽しめると評判を呼んでいます。

 

画像
ネオンと黄色いバイクが目印

 

画像
アメリカンテイストの店内。テーブル2卓、カウンター6席

 

ハンバーガーのおいしさの要はアメリカン・ビーフの肩ロースを100%使用した肉々しいパティ。ブロック肉の余分な脂身やスジを丁寧に取り除き、ハンドチョップ(手切り)することでステーキのような肉感のあるワイルドなパティに仕上げているそう。「ものすごく手間も時間もかかるけれど、ここは絶対に妥協できないところ」という三島さんにハンバーガーへの愛とパティへの強いこだわりが感じられます。

 

画像
どどーんと鎮座する肉塊!この塊を三島さん自らが下処理をしてパティにする

 

ハンバーガーは20種類ほどあり、追加できるトッピングは8種類。その他にも食事系ワッフルやサイドメニューも充実しています。クラフトビールなどのアルコール類も取り揃えており、夜はバーとしての利用もできます。

 

画像
クラフトビールは常時、数種類用意されている

 

今回はお店の人気No.1メニュー「自家製ベーコンチーズバーガー」をいただきます。その名の通り、こちらで使用するベーコンはこだわりの自家製。5キロほどの豚バラのブロック肉を特製スパイスとともに塩漬けして旨みを引き出し、燻製します。完成までには5日間ほどかかるのだそう。

 

画像
分厚くスライスされた自家製ベーコン

 

画像
肉の旨みをダイレクトに感じられるよう、味付けは塩コショウのみ

 

画像
グルメバーガー店御用達のベーカリー「峰屋」のバンズ。

ヒール(バンズ下部)とクラウン(バンズ上部)を分けて加減を調整しながら焼く

 

画像
こんがりと焼けたヒールにはハニーマスタードを

 

オーダーが入ると同時にタイミングを見ながらバンズやパティなどを順次焼いていきます。カリッと焼けたヒールにはハニーマスタードを塗り、とろりと溶けたチェダーチーズをのせたパティ、焼き目をつけほどよく脂を残した自家製ベーコンをオン。そこにピクルスを並べ、自家製のBBQソースをたらり。丁寧に折り畳まれたレタスとトマトを、マヨネーズを塗ったクラウンとともに重ねれば完成です。端正な佇まいに惚れ惚れ。この分厚いバーガーを人目も気にせずガブリといただきます。

 

画像
「自家製ベーコンチーズバーガー」2,010円(税込)。

付け合わせはポテトかサラダを選べる。もちろんポテトに

 

まず感じるのは噛み応えのある赤身肉のワイルドで深い味わい。「まるでステーキ」と評されるパティの肉肉しさにベーコンの芳醇な香りと旨み、自家製ソースの甘み、チェダーチーズのコク、シャキシャキのレタス、ピクルスの食感やトマトの酸味…。幾重にも重なる旨みの層が絶妙なバランスで一体化しています。
ボリューミーなのにぺろりと食べてしまえるのは、パティやベーコンにしつこい脂を感じない上、ソースが自家製ということで食べ疲れない味付けになっているから。後を引くおいしさで人気No.1なのも頷けます。

 

画像
美しい断面。お願いしたらカットもしてくれる

 

サイドメニューで好評なのは「自家製フライドチキン」。モモ肉を11種のスパイスで一晩マリネしたものを、特製の衣につけてじっくり揚げます。スパイシーで外はザクっと、中はしっとりジューシー。骨を気にせずかぶりつけるのがうれしいですね。

 

画像
「自家製フライドチキン」1P 520円(税込)。レモンが合う!

 

大人も子どもも大好き「バニラシェイク」は真っ白ないでたちにチェリーとカラフルなチョコスプレーのトッピング。なんて愛らしいのでしょう!生クリームたっぷり、まったりと濃厚なシェイクのガツンとくる甘さに、背徳感と多幸感がない混ぜになって押し寄せてきます。

 

画像
「バニラシェイク」980円(税込)。想像を超えてくるボリュームにびっくり

 

ハンバーガーにポテト、チキンにシェイク。ハイカロリーの極み、バンザイ!としか言いようのない布陣で至福の時を過ごしました。胃袋に自信のない方は、食事の途中でもテイクアウトの対応をしてくれますのでご安心を。

 

画像
店主・三島さん。気配り上手で店内も明るく居心地のいい雰囲気

 

鶯谷が誇るハンバーガーの名店。できるなら全メニュー制覇したい。
上野恩賜公園や東京国立博物館からもアクセスしやすいので観光のついでにでも、このお店のためだけにでも、ぜひ、足を延ばしてみてくださいね。


CANNONBALL DINER(キャノンボールダイナー)
住所 東京都台東区根岸3-6-1 根岸拾番館1F
TEL 050-5589-3287
営業時間 11:00〜15:00/18:00〜21:00
定休日 月曜 ※祝日の場合は営業し、翌火曜が休み
https://www.instagram.com/cannonballdiner/(外部サイトへ移動します)

  • X
  • facebook