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2025.02.10【ひみつ堂】これぞ冬の楽しみ! つめた~いかき氷のあとに熱々のグラタン!

谷中銀座商店街へと続く階段(通称:夕やけだんだん)を下って左へ曲がると、格子状の赤い扉が印象的なお店にたどり着きます。2011年からこの場所で営業しているかき氷専門店「ひみつ堂」です。冬の平日の午後にもかかわらず、店は出入りする人々が絶えない人気ぶり! 季節を問わず、かき氷ラバーが多いことがわかります。

 

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こちらがひみつ堂の入口。看板も雰囲気があって、なんだかワクワクしてくる

 

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入口横の看板にはメニュー表が。待っている間、どれにしようか考える時間も楽しい


店内に入ると、若いスタッフの方々が生き生きと働いています。黒電話ならぬレトロな赤電話が使われていたり、インテリアの隅々までこだわりが感じられます。オーナーの森西浩二さんに内装のポイントを聞いてみました。

「20代の頃に歌舞伎俳優をしていて店内装飾などは歌舞伎の舞台や衣装を参考に配色などを取り入れています」……なんと! 歌舞伎がルーツだったとは驚きです。

ひみつ堂のかき氷で使用している氷は、日光の三ツ星氷室の天然氷ですが、輸送や保管場所の関係で、純氷も併用して使っているそう。毎月変わるメニューは店長の大坂さんが考えていて、スタッフから出たアイデアを参考にすることもあるのだとか。ほかにも提供時間の短い限定メニューがお目見えすることもあるそうです(詳しくは公式Xをチェック)。

 

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スタッフが昔ながらの手回しかき氷器で次々と氷を削っていく


今回は、冬限定のかき氷「苺三昧」と冬だけの限定メニュー「三陸大船渡産牡蠣グラタン」を注文してみました。冷たいものと熱々のものを両方味わえるおもしろさも、この季節の醍醐味かもしれません。色とりどりのかき氷がお客様に運ばれていく様子を見ながら待つこと数分。テーブルの上にどーんと置かれたかき氷がこちら。

 

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「苺三昧」2,300円(税込)。これでもかというくらいたっぷりのいちごの蜜と

ホイップクリーム、いちごの果肉が嬉しい一品

 

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真っ赤なドレスに上品な白襟、いちごの帽子でおめかししたレディのような佇まい


「苺三昧」の蜜は、静岡県契約農家直送の「紅ほっぺ」と、秋田県東成瀬村専用農園直送 の「露地苺」の2種類のいちごで作られているそう。たっぷりのホイップクリームの上にはいちごの果肉が並び、見た目も華やか! みるく小鉢がついているので、いちごみるくとしても楽しめます。甘酸っぱいいちごの蜜とホイップクリーム、みるくの相性がぴったりで、食べ始めるとスプーンが止まりません。甘さ控えめなので、量が多くてもぺろりといただけます。

 

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「三陸大船渡産牡蠣グラタン」1,800円(税込)。この通り、熱々の状態で運ばれてくる

 

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大ぶりな牡蠣が2個まるまる入っていて、食べ応え十分!


かき氷で少し身体が冷えても大丈夫。次に登場したのは熱々のグラタン! 「三陸大船渡牡蠣グラタン」の牡蠣は、谷中で80年以上営業している魚屋「谷中冨じ家」さんが毎朝豊洲から仕入れているものだそう。ご近所同士のつながりがあるのも素敵ですね。

とろとろのホワイトソースは牛乳とバターを使うことで濃厚に仕上がっており、中には牡蠣のほかにペンネ、コーン、きのこ、くるみが入っています。熱々とろとろの食感がたまらなく、寒い冬にぴったりのメニューです。


旬のフルーツで作るオリジナルの蜜が自慢のかき氷も、濃厚な牡蠣グラタンも、ここでしか味わえないとっておきの味。皆さんもぜひ、春夏秋冬それぞれの季節で、ひみつ堂の味を楽しんでみてはいかがでしょうか。


ひみつ堂
住所 東京都台東区谷中3-11-18
営業時間 9:00~18:00 ※土日は8:00から営業
※曜日により開店時間が早まる日や19時までの延長営業もあり。また、急な変更もあるため、来店前に公式Xで最新情報をご確認ください
定休日 不定休 ※公式Xでご確認ください
TEL 03-3824-4132
https://x.com/himitsuno132(外部サイトに移動します)

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