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2025.01.23【小肥羊】寒い冬は火鍋を食べて身体の芯からぽかぽかに

寒い日が続くと、鍋が恋しくなりますね。
寄せ鍋など和風の鍋ももちろんいいですが、たまには志向を変えて中国の火鍋はいかがですか?
京成上野駅から徒歩1分の場所にある「小肥羊」。中国各地で古くから親しまれてきた火鍋のいい部分に、独自のスタイルを盛り込んだ、まったく新しい火鍋が食べられる店だと聞き、行ってみました。


火鍋の特長といえば、やはり2種類のスープです。マイルドで飽きの来ない白湯(パイタン)スープと、コクのある絡み辛味と赤い色が特徴の麻辣(マーラー)スープ。白湯スープに使われているのは、滋養強壮や抗酸化作用のあるにんにく、美容作用が期待できる枸杞の実、疲労回復に役立つ党参(とうじん)など。そして麻辣スープに使われているのは食欲増進のための唐辛子、鎮痛と利尿作用を施す花椒、抗ストレス作用が期待できる棗(なつめ)などの漢方食材です。「小肥羊」では、選ばれた人(鍋師)のみが、この薬膳スープを作ることができるのだとか。鶏と牛骨をベースに門外不出・秘伝のレシピで作るスープ、これは気になりますね。


画像白湯スープと麻辣スープの2種類が入った鍋。どちらも漢方食材や薬膳スパイスがたっぷり入っているのがわかる。

スープは1種類でもオーダー可能

 

画像前菜1種、上級ラム肉と鶏肉、野菜、豆腐、麺、デザートがついた「小肥羊コース」1人分3,600円(税込)


麻辣スープは小辛、中辛、大辛の3つから辛さが選べます。今回は中辛をオーダーしてみました。まずはそこに肉を投入。肉はすべて薄切りなので、色が変わったらすぐに食べられます。ラム肉をスープにつけて少し揺らすと、すぐに色が変わりました。ほどよい辛さの中に、薬膳スパイスの旨味が溶け込んだ麻辣スープにくぐらせたラム肉は柔らかくてジューシー。鶏肉も同様にスープにサッとくぐらせていただきます。ラム肉も鶏肉も、あまりの美味しさに箸が止まりません。
ちなみにアラカルトや他のコースにつく海鮮類は、鍋に入れてから3~5分が食べ頃だそう。
肉を半分くらいまで食べたら、次は野菜を投入していきます。野菜やきのこ類は好みのゆで具合でいいそうです。

 

画像ラム肉をぐつぐつのスープにサッとくぐらせる。肉からいい出汁が出て、スープの旨味もアップ!


白湯スープはまろやか、麻辣スープはピリ辛なので、交互に楽しめば食べ飽きることはありませんが、味変をしたい方のためのつけだれを注文することもできます。ゴマだれ、にんにくゴマ油、パクチーなどお好みのつけだれを具材につけるのもおすすめです。

 

画像ラム肉と鶏肉の出汁が出たスープに野菜やきのこ類も投入! 豆腐は5分以上煮るのがベスト


漢方食材や薬膳スパイスのおかげか、食べ進めるに連れてお腹の中から全身にかけてポカポカと温まるのがわかります。肉、野菜、きのこ、麺と栄養バランスが整っているのも鍋のいいところ。栄養価は高いのに低コレステロールなのがうれしいラム肉は、たくさん食べてもあまり罪悪感がありません。新しい一年のはじまり、「小肥羊」の火鍋を囲んでワイワイにぎやかに新年会などはいかがですか?


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上野公園店は86席。ゆったりと火鍋を楽しむことができる

 

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6名から使用できる個室もある

 

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厨房で調理を担当するカ シュン ケツさん(左)とホール担当のリさん(右)
「身体にいい火鍋をぜひ食べに来てください」

画像京成上野駅からすぐ。窓際の席からは上野公園も見下ろせる


小肥羊(シャオフェイヤン)
住所 東京都台東区上野2-14-31 レイクサイドビル 3階
営業時間 11:00~22:00
定休日 無休
https://xfy.co.jp/location/ueno_koen/(外部サイトへ移動します)

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