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東京・上野駅から15分ほど歩いたところに位置する「旧岩崎邸庭園」は三菱財閥第三代社長の久彌の邸宅として明治29(1896)年に造られました。ジョサイア・コンドル設計の洋館と名棟梁・大河喜十郎施工と伝わる和館、そして広大な庭園からなるこの施設は重要文化財に指定されています。
この旧岩崎邸庭園を見守るかのようにそびえ立つのは樹齢推定400年の大イチョウ。秋も深まった今、この大イチョウがまさに見頃を迎えています。
正門から洋館まで続く馬車道を行くと、数分で黄色く染まったイチョウが目に入る。 洋館玄関前の車廻しにて
圧倒される存在感を放つ大イチョウ。緑から黄色へのグラデーションが美しい ※11月26日(火)現在の様子
ここからさらに黄葉が進んだイチョウも、色づいた葉が落ちて絨毯のように広がったイチョウも本当に見事だそう。 大イチョウを背に、洋館へと進みましょう。
洋館の入り口頭上のステンドグラスが大イチョウで黄色に染まるのは今この時期だけ。まさにため息もの
階段ホールから臨むイチョウもまた美しい…
コロニアル様式のベランダからの景色。色づきはじめた紅葉と緑のコントラストが楽しめる
芝庭から見た洋館と大イチョウ
紅く染まり始めた芝庭のもみじ。広い庭に建っていると違和感のない石灯籠も、
実際に見てみるとびっくりするほど大きい!ぜひその大きさを体感してみてくださいね
サービスセンター3Fから芝庭に出て、樹林地を臨む。こちらの紅葉も見頃。オフロード用の車椅子もあるので、
砂利道も平気 ※ただし、予約不可。1台しかないので空き状況をご確認ください
大イチョウの黄葉のピークは例年通り12月初旬くらいを予想しています。これからでもまだ間に合うので、ぜひ足を運んで、歴史的建造物と植物が織りなす美しさに酔いしれてみてはいかがでしょうか。
公益財団法人東京都公園協会の特設サイト「紅葉を見に行こう!」で紅葉の色づき状況がアップされているので、事前にチェックしてみても(毎週月・木曜日に更新)。
細部にジャコビアン様式の意匠が見られる洋館内は見どころ満載。時間に余裕を持って訪れること必須
旧岩崎邸庭園
東京都台東区池之端1-3-45
9:00~17:00(最終入園は16:30)
休園日 年末年始(12/29~翌年1/1)
入園料 一般400円 65歳以上200円
※小学生以下および都内在住・在学の中学生は無料
20名以上の団体 一般320円 65歳以上160円
お問い合わせ 03-3823-8340(旧岩崎邸庭園サービスセンター)
公式サイト https://www.tokyo-park.or.jp/park/kyu-iwasaki-tei/index.html(外部サイトへ移動します)
黄葉の色づき状況はこちら
https://www.tokyo-park.or.jp/park/kyu-iwasaki-tei/news/2024/park_info_10.html(外部サイトへ移動します)