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銀座線田原町駅から3分ほど歩いた場所にある茶色いレンガ造りの一軒家。雑貨屋さんかな? と思って中をのぞくと、物販コーナーの奥にセンスのいいカフェテーブルと椅子が並んでいます。2024年8月にオープンしたカフェ「コーヒーびび」です。
「以前、愛知県の瀬戸市で陶芸を学んでいてカフェギャラリーを開いたことがありました。私自身、自宅だけでなくお店でコーヒーを飲む時間に愛着を持ってきたので、いつかカフェギャラリーのようなお店を開きたいと思っていました」
そう話すのは、店主の村山美和さん。
食器や家具は、村山さんがこれまで長年集めてきた‟日本のもの″にこだわる。
デザインや色味など、どこか温かみを感じるものばかり
店名の由来は漢字の「日」と「美」があてはめられているのだとか。「日本の美しいもの」と「日々の生活を美しく」という2つのコンセプトが込められているそうです。
こちらで提供されるコーヒーはデカフェの豆を使用。墨田区本所にある「サンシャイン ステイト エスプレッソ」で焙煎した豆を使用しています。デカフェでも深煎りなので、コーヒーの味がしっかり感じられるのが特長。店頭で買える「びびオリジナルドリップパック」は手みやげにもおすすめです。
コーヒーを淹れる村山さん。ドリッパーは墨田区に本社があるマーナの「Ready to」。
こちらを使うとコーヒーが格段に美味しくなるそう
ゆっくりとドリップされていくのを見ているだけでも癒される
「びびオリジナルドリップパック」(税込250円)。
センスのいいパッケージデザインはなんと村山さんの中学生の息子さんによるもの!
そして東京にあるお店としてユニークなのが「モーニング」。瀬戸市に住んだ頃から名古屋のモーニング文化が好きという村山さんは、自身の店にもその文化を取り入れています。パンも自家製なので、デカフェと一緒にヘルシーな朝食で一日をスタートできます。
「モーニング」(税込600円~650円/9:00~11:00)は、好きな飲み物を一つ頼むと自家製パンのトーストと
ヨーグルトがついてくる。トーストにはよつ葉バター、マルドンの塩を使用
11:00以降、コーヒー(税込600円)を頼むとついてくるのは、黒文字に刺し、
漆塗りの曲げわっぱに入った姿がなんとも可愛らしいチョコマシュマロ! 食べると童心に帰れる
2階の階段を上がったところにある一畳ほどのスペースで近い将来、その名も″イチジョーギャラリー″を開きたいと語る村山さん。どんな作品たちがカフェを彩っていくのか、これからが楽しみですね。
2階のカフェスペース。奥はキッチンになっている。ブルーの椅子の後ろに畳一畳ほどのスペースがある
1階の入り口を入るとすぐに物販ブースがある。カフェを訪れる人々に‟日本のいいもの″を知ってほしいと、
日常使いできるアイテムを中心に販売している
東京メトロ田原町駅徒歩3分。茶色いレンガと白いのれんが目印
平日や土曜のモーニングに、親しい人とのおしゃべりに、そして一人でゆっくりしたいときに…。「コーヒーびび」は、どんな人でも受け入れてくれる不思議な温かさがあります。身体に優しいコーヒーとおやつで、とっておきの時間を過ごしてみてくださいね。
コーヒーびび
住所 東京都台東区寿4-6-5
営業時間 9:00~17:00
定休日 日・月・祝日
https://www.instagram.com/coffee.bibi_asakusa/ (外部サイトへリンクします)