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2024年5月にオープンした、ウズベキスタン料理の店・グランド サマルカンド。「サマルカンド」とは、ウズベキスタンの地名で、シルクロードのオアシス都市として栄えた古都です。その美しい街並みが評価され、2001年には世界遺産に登録されました。歴史あるサマルカンドの味を、こちらで味わうことができます。
メニューはどれも、ウズベキスタン人シェフが腕をふるった本格ウズベキスタン料理
多民族国家として知られるウズベキスタン。古くからさまざまな国の影響を受け、独自の食文化を育んできました。なかでもサマルカンドは、シルクロードの要衝でもあり、ロシアやトルコ、韓国、西洋の多種多様な文化が融合。料理にはスパイスを多用していますが、「辛くはないので、日本人でも食べやすいです」と、スタッフのアサドフ アリシェルさんは言います。
店内には、ウズベキスタンの風景を描いた絵画が飾られている
お話を聞かせてくれた、スタッフのアサドフ アリシェルさん
ウズベキスタンでは、自炊が一般的。「家庭料理はバリエーションが豊富。伝統的なメニューも多いです」とアサドフさん。定番の「プロフ」は日本のピラフに似ていて、具材や盛り付けは地域によって異なるそう。注文し、席で待っていると、運ばれてきたのはサマルカンドならではの「プロフ」です。
ウズベキスタン人のソウルフード「プロフ」1,500円(税込)
使われている具材は、ラム肉をメインに、にんじん、にんにく、さらにドライフルーツなど。
「サマルカンドでは、ライスの上に具材を順番に盛り付けますが、例えばタシュケントでは、ライスと具材を混ぜ合わせて提供します」
提供する際は、大皿にどっさり山盛りにして、各自食べられる量、食べたい具材を取り皿によそって食べるそう。ウズベキスタンでは家庭によっても、具材や味付けが多少変わります。
「メドヴィクとアイスクリームのセット」800円(税込)
食後のデザートも欠かせません。「パッハラワ」「メドヴィク」といったケーキが人気です。「メドヴィク」は、スポンジ生地とサワークリームをミルフィーユ状に重ねたハチミツのケーキ。「普段の日や、誕生日にも食べられています」とアサドフさんはにっこり。
気軽にセットメニューを楽しめるランチも、より豊富なメニューを揃えたディナータイムもおすすめ。ぜひ、本格ウズベキスタン料理を体験してみてください。
根津の不忍通り沿いにオープン。異国情緒と共に本格ウズベキスタン料理を楽しんで
グランド サマルカンド
住所 東京都文京区根津1-1-19シティハイツ根津102
TEL 03-5834-8206
営業時間 ランチ11:00~16:00(L.O.15:30)、ディナー16:00~21:00(L.O. 20:30)
定休日 火曜
https://grandsamarkand.owst.jp/(外部サイトへリンクします)