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ものづくりの街として知られる徒蔵エリア。鳥越神社やおかず横丁からほど近い場所に、築数十年の長屋をリノベーションし、今年2月にオープンしたIkoi.があります。もともと日本の古道具が好きだったという店主が、1階を「古道具」と「作家の器や革製品」を販売するスペース、2階をカフェに。古道具は日本全国のさまざまな場所に自ら出向き、信頼できるところから買い付けているそうです。
「古道具は使い方も自由で、たとえば若い男性のお客様が、日本の古い油差しを購入されて、何に使うのかと尋ねたら“リングフォルダ”として使うとおっしゃっていて……。誰かにとっていらなくなったモノも、他の誰かの手に渡って大切に使われると思うと嬉しくなりますね」
きちんと手入れされた日本の古道具は見るだけでも楽しい
店頭で販売されている作家の器や皿は、カフェの器としても使われている
古道具のスペースの奥で靴を脱ぎ、2階に続く階段を上がると、2人掛けのテーブル席が4つ。まるで誰かの家に遊びに来たような懐かしい感覚になります。こちらでいただけるのは、玉ねぎをじっくり炒めて甘みを引き出し、トマトの爽やかな酸味をプラスして何時間も煮込んだ「ベジタブルスパイスカレー」や、毎日焼きあげる「プリン」、「ケーキ」などの手作りスイーツ。特製ハーブソーセージをカリッと焼いたパンにはさんだ「スペシャルハーブホットドッグ」単品900円、ドリンク付1,100円(各税込)もテイクアウトできて人気なのだとか。
旬の野菜がゴロゴロ入った「ベジタブルスパイスカレー」単品1,100円(税込)、
ドリンク付1,300円(税込)。マイルドな辛さがクセになるIkoi.看板メニュー
昔なつかしいクラシック「プリン」500円(税込)ホイップのせ+100円。
なめらかな口当たりで、ほろ苦いカラメルソースが生クリームに合う
「レモンスカッシュ」650円(税込)。自家製レモンのはちみつ漬けが入った、夏を感じるさわやかな一杯
2階のカフェスペース。センスの光る家具はオーナーが自らセレクトしたもの
JR浅草橋駅、都営大江戸線蔵前駅・新御徒町駅、都営浅草線蔵前駅からいずれも徒歩10分ほど
同じ長屋で暮らす大家さんが、少しの綻びも丁寧に修繕してくださるそうで、建物自体とても大切に保たれていることがわかります。そんな空間だからこそ、不思議と落ち着けるのかもしれません。
この夏は「エスプレッソトニックソーダ」など、少し珍しいドリンクメニューも展開予定だそう。時間を忘れてくつろげる長屋カフェIkoi.で、この夏あなたもゆったりとしたひとときを過ごしてみませんか。
Ikoi.cafe
住所 東京都台東区鳥越1-17-7 一番右の店
TEL なし ※お問い合わせはInstagramのDMからお願いします
営業時間 11:00~19:00
定休日 木曜
https://www.instagram.com/ikoi.cafe.cake/
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