TOPICS
注目記事
香港の定番グルメといえば、お粥。日本のお粥とは違い、まず生のお米に油をまぶしてから、しょうが、鶏ガラなどで取った出汁でトロトロになるまで炊き上げています。手間がかかるので自宅で作ることは少なく、香港にはお粥の専門店がたくさんあるとか。そんな本場の味を上野で食べることができます。
「お粥」のサイズは中と小を選べます。写真は小サイズ
そのお店というのは、香港式お粥専門店の五千。なかでも平日の15時まで注文できる「お得セット」には点心もついてきて、まるで香港にいるような気分を満喫できます。「小籠包」は、旨味たっぷりの肉汁まで余さず味わいたい。「肉大焼売」は口の中でふわっとほどけ、脂の甘みがたまりません。
「お得セット」は3種類あり、お粥(トッピング2種類)に点心5種類が付く「松セット」1,480円(平日はお粥のサイズを小、中から選べます。土・日曜・祝日は中サイズの場合1,580円)がおすすめ。写真はそのうちの一品目で、手前から時計回りに「エビ焼売」「肉大焼売」「小籠包」「ちまき焼売」
お粥のトッピングは、エビ、海鮮ミックス、レバーなど13種類の中から自由に選べるのがうれしい。王道を味わいたいなら、豚肉とピータンの組み合わせがおすすめです。豚のエキスによってコクが生まれ、卵の風味でほっこり。別添えの塩ピーナッツや揚げパンで、味変しながら食べ進めましょう。
豚肉とピータンをトッピングした「お粥」。仕上げにかける、エビにんにくオイルも効いています
「お得セット」の締めの「かぼちゃまん」。かぶりつくと、舌触りがなめからなかぼちゃあんが中から顔を出します
締めのデザートは、かぼちゃまん。ふっくらした皮の食感とほんのりした甘さにホッと癒やされます。
体の芯を温め、内側から元気にしてくれる香港式お粥。季節の変わり目や暑い季節にも、ぜひ食べてみてください。
店舗は、アメ横から続く上野中通商店街、通称「上中」の中にあります
香港式粥 五千
住所 東京都台東区上野4-6-7白鳥舎ビル2階
TEL 050-1084-9733
営業時間 月~金曜10:30~21:00、土・日曜9:30~21:00
定休日 無休
https://www.instagram.com/gosen_ueno(外部サイトへリンクします)