2024.05.30【モノマチ2024】に参加してきました!

東京都台東区南部エリアのアトリエや店舗、事務所、工場などの素顔が見られる3日間「モノマチ2024」。開催初日の5月24日(金)、台東~鳥越~浅草橋を中心に巡ってきました。今年のテーマは「あなたのスキが見つかるマチ」。わくわくしながら、町巡りスタートです!


まずは台東区台東にある「ariai」へ。こちらは器や雑貨のセレクトショップで、作家さんのぬくもり溢れる陶磁器や雑貨が並んでいます。期間中は多肉植物専門店「sol×sol」のpopup storeが開催中。大小さまざまな器に多肉植物がちょこんと収まっている姿は、見ているだけで癒されます。5月26日(日)にはワークショップも開催されたそう。

 

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器はすべて作家さんによる手作り。多肉植物とのコラボにほっこりします


続いて、台東区鳥越のおかず横丁にある「つばめ工房」へ。店内には大きな織機があり、その頭上には優しい色に染め上げられた糸が束になってぶら下がっています。「グリーンは菊の葉っぱ、ベージュピンクは桜の木で染めているんですよ」と店員さん。モノマチ期間中は、モロッコの手織りの布“HYKE(ハイク)”を使った色鮮やかなバッグが販売されていました。

 

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店内に置かれた本格的な織機。普段は店内にもいい音が響いているそう

 

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草木などで染められた優しい色合いの糸

 

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モロッコの手織りの布“HYKE(ハイク)”を使った色鮮やかなバッグはモノマチ期間中のみの販売

 

次に訪れたのは、「くるみボタン工房 MiSuZuYa」。モノマチ期間中は、工場駐車場が限定ショップになり、その場で買い物ができるほか、台東区三筋にある浅原皮漉所「居皮屋」で加工した皮を持ち込み、くるみボタンのブローチかヘアゴムに加工する制作体験を楽しむことができます。平日にも関わらず、この日もお客様がひっきりなしに訪れていました。

 

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モノマチ期間中だけのコラボ企画は大人気

 

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柄も大きさもさまざまなくるみボタン


せっかくモノマチに来たのだから、何か一つはワークショップも体験したい! ということで、浅草橋にある「Bougainvillea」へ。小さな革製のフラワーパーツを貼り付け、オリジナルのパスケースを作る体験に参加してきました(制作費1,500円)。今回使用したフラワーパーツはすべて植、物の根や枝幹、葉っぱなどの天然素材から抽出したタンニンで鞣した牛革を、染色・加工したもの。好きなパーツを選んだら、パスケースに丁寧に貼り付けていきます。各パーツの裏面はシールになっているので、配置が決まればあっという間に完成。短い時間でも集中して楽しむことができました。

 

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ラメ入りのものやマットなものまでさまざま。パーツ選びで作品の雰囲気もガラリと変わる

 

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フラワーパーツやリーフパーツの配置も自由に選べる

 

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オリジナルのフラワーパスケースが完成!


最後は「REGARO PAPIRO 東京蔵前店」へ。200種類以上のデザインペーパーと海外輸入紙などを取り扱う、包装紙の専門店です。カラフルでクラシカルなデザインからポップで個性的なものまで、さまざまな種類の包装紙がディスプレイされています。眺めているだけで「この紙はこんなふうに使えないかな」と想像が膨らみます。モノマチ期間中は、近くの「カキモリ」に好きな紙を持ち込むと、オーダーノートのリフィル(中紙)として綴じてもらえたり、「くるみボタン工房 MiSuZuYa」で好きな紙を缶ミラーやブローチに加工できるコラボ企画を開催していました。

 

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何時間でも観ていられる包装紙のラインナップ

 

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海外のラッピングペーパーも種類豊富に揃う

 

半日歩いただけで、胸のときめきや心からの「スキ」という感情に出会えた「モノマチ2024」。また来年も、ものづくりの町で素敵な出会いがたくさん生まれることでしょう。


モノマチ2024 ※このイベントは既に終了しています
会場 東京都台東区南部、御徒町~蔵前~浅草橋にかけての2km四方のエリア
Website: https://monomachi.com
Facebook:https://www.facebook.com/Monomachi
Instagram:@monomachi_taitou
X:@monomachi2024

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