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台湾で広く親しまれている伝統スイーツ、豆花(トウファ)。今年6月、とうとう上野でも食べられるようになりました。エキュート上野にオープンしたその店の名は「騒豆花(サオドウファ) エキュート上野店」。本店は台湾にあり、ガイドブックにも掲載されるほどの人気です。
店は新装オープンした公園口駅舎の改札外、エキュート上野にあります
豆花とは、豆乳をにがりで固めたもので、食感は豆腐よりも柔らかめ。日本ではスイーツとして知られていますが、それ自体に甘みはなく、本場台湾では味付けやトッピング次第で軽食としても食べられているとか。定番は「芋圓(ユーエン)豆花」で、イモを使った団子、つまり芋圓をトッピング。この芋圓も台湾ではおなじみのスイーツで、もちっとした食感が子どもにも大人にも好かれています。
「芋圓豆花」858円、テイクアウト842円(いずれも税込)。温・冷のどちらも対応可能です
「騒豆花 エキュート上野店」の豆花は、店内で大豆を絞り、豆乳を作るところからスタート。大豆やにがりなどの材料は、本店の味に近づけるため台湾から同じものを仕入れているそうです。新鮮な豆乳を使うことで、香りがよく、なめらかな舌触りに。食べてみるとふわっとして、口溶けも抜群です。
芋圓はサツマイモと紅芋の2種類作られ、こちらももちろん自家製。絶妙の弾力で、たちまちとりこになってしまいます。シロップには台湾から輸入した冬瓜糖という砂糖が使われ、べっこう飴のような甘さと香ばしさ。全体にさっぱりした甘さながら、一つひとつの具材に特徴があり、とても味わい深い一品です。
カップの底に豆花を敷き詰め、その上に芋圓やピーナッツ、小豆などトッピング
一方、小腹を満たしたい人には「劉ママのルーロー飯」がおすすめ。劉ママは、台湾の本店を営む劉親子のお母さん。しっかりと豚肉の食感を出しながら、ほのかに甘みのある優しい味付けで、劉家のおふくろの味を再現しています。ちなみに、このメニューは「日本の人々により台湾らしさを感じてもらいたい」として考案された日本限定メニュー。なんと、本店では食べられない特別メニューとなっています。
「劉ママのルーロー飯」はスープ付き1,180円、テイクアウト950円(いずれも税込)
店内にはテーブル席とカウンター席が設置され、家族や友人、またはお一人様でも入りやすい。ぜひ、上野で台湾気分を味わってみてください。
騒豆花 エキュート上野店
住所 東京都台東区上野7-1-1エキュート上野 公園改札外 2階
TEL 03-5830-3508
営業時間 10:00~22:00(日曜、祝日9:00~21:00)
定休日 無休
https://www.ecute.jp/ueno/shop/2018(外部サイトへリンクします)