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上野界隈にある、豆からこだわる珈琲店やカフェを特集!
自家焙煎の豆を購入して自宅で淹れるのもよし。テイクアウトしていただくのもよし。イートイン情報も交えながら、美味しい一杯を提供するお店をご紹介します。
今回ご紹介するのは、千代田線千駄木駅から歩くこと3分、都内に約31店舗を構える人気のコーヒー専門店、やなか珈琲店の第一号店。道行く観光客から近隣の住民まで幅広い人々に愛されている秘密を、スタッフに伺いました。
現在はテイクアウトのみ。今後の状況をふまえつつイートインも再開の予定
やなか珈琲店 谷中店は1999年に開店。店内に並ぶ約30種類のコーヒー豆はすべて生豆で、お客様が注文してから焙煎を行います。焙煎したてのコーヒーは味も香りも格別。そして焙煎の仕方や豆の挽き方はお好みで調節可能というのもうれしいところ。好みの焙煎具合がわからない場合でも、豆ごとにおすすめの焙煎も表示されているので、コーヒー初心者の方でも迷うことはありません。「酸味や苦味、コクや風味などの希望を言ってもらえれば、お好みの風味に焙煎しますよ」とスタッフは語ります。
店内には生豆がずらり。谷中店の人気は、谷中店・根津店・千駄木店だけで購入できる「谷根千ブレンド」
「コロナ禍のため、テイクアウトのみの営業に切り替えたのですが、『家でおいしいコーヒーが飲みたい』という方を中心に、通常時と変わらないぐらいお客様にお越しいただきました。家でコーヒーを淹れるようになった方も増えています」といい、おいしいコーヒーを自宅で飲むことが新しい日常に加わった方が多いようです。そして、暑くなるにつれてアイスコーヒーの人気が高まっているとのこと。
専用の焙煎機。注文を受けてから10~15分かけて豆が焙煎される。焙煎は10段階から選べる
自宅でアイスコーヒーを淹れたい場合は、深煎りの豆を選び、細かめに挽いた上で麦茶パックに入れて水出しにすると、本格的な味わいになるそう。アイスコーヒー用におすすめの豆はサント・アントニオ・アイスロースト。ドリップで飲む場合、10段階で8番目に深い煎り方がおすすめだそうですが、アイスコーヒー用に使用する場合は、10番目、つまり一番深く煎るのがよいそう。用途によっても煎り方は変わります。
ちなみに、焙煎したコーヒー豆は時間が立つと風味が飛んでしまうので、チャック付きの保存用ビニール袋に入れて冷凍庫で保存するとよいそうです。
「アイスコーヒー」260円(税込)。アイスコーヒー用に焙煎した豆でしっかりとした味わいを感じられる
好みの豆を購入し、自宅でゆっくりと本格的なコーヒーを楽しんで余裕のある時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。
やなか珈琲店 谷中店
住所 東京都台東区谷中3-8-6
TEL 0120-874-877
営業時間 10:00~19:00(現在、営業時間短縮中)
定休日 なし
https://www.yanaka-coffeeten.com(外部サイトへリンクします)