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2019.04.14植物に囲まれた豊かな時間を過ごせる書店「ROUTE BOOKS」に、パン屋さんがオープン。

 

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JR上野駅から徒歩3分ほどの場所。突如としてグリーンに彩られた一角が現れます。「つくり手から直接お客さまに商品を届けられる場所」をつくりたいという想いからはじまったのが「ROUTE BOOKS」。個性豊かな本がラインアップされた書店をベースに植物と雑貨、家具を販売しています。植物に囲まれた豊かな時間を過ごせるそんなお店に、新たにパン屋「ROUTE PAIN」がオープンしました。

 

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暮らしを楽しむための本を中心に、植物、廃材で捨てられてしまうようなモノの再生・利用としてリメイクした家具や雑貨などの販売や、ブックカフェを手掛けてきた「ROUTE BOOKS」。
「どうすればここをもっと地域の人が自然と集まる場所にできるのか?」そんな想いを胸に、オーナーの丸野さんが以前から構想していたのがパン屋さんだったのです。
きっかけは、今回のパン屋さんの店長でもある松下まどかさんが、油画の制作で3Fのアトリエを使っていて、その際にひょんなことからオーナーのパン屋への想いを知ったこと。
まどかさんのご主人の大二郎さんがパティシエであることをオーナーにそれとなく伝えたところ、「じゃぁ実際にやってみようか!」と話がふくらみ、その後、大二郎さんがパン屋さんへ実際に修行に行ったことから、当初の構想が一気に現実のものに。
そして、2019年3月30日。「ROUTE PAIN」が開業しました。

 

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ROUTE PAINのパンづくりで使用しているバターと牛乳は、まどかさんの出身地でもある岡山の蒜山(ひるぜん)のジャージー牛のものを使用。
蒜山のジャージー牛乳は、通常のホルスタイン牛乳よりも濃厚で味わいにコクもあり栄養価も高いので、人気の食材だそう。またそれ以外の材料も、子どもが安心して食べられる品質を保てるようこだわっているそうです。

 

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お勧めのパンをお伺いすると「お菓子づくりに近いのでクロワッサンかな!」とパティシエの大二郎さんならではのコメント。

 

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実際にチョコクロワッサンを食べさせてもらったのですが、生地のサクサクした歯ざわりとモチっとした食感のバランスがちょうどよく、口の中に入れた時の口あたりのよさを感じました。持ち帰って、家で食べたときもまったくベタッとした食感がありませんでした。

 

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お伺いした日は夕方ということもあってか、売り切れている商品もあったのですが、クロワッサンの他に食パン、パンオショコラ、キッシュ、オリーブバゲット、チョコバゲット、ミルクフランス、焼き菓子量り売りなどが並んでいました。レジ横に置いてあったブルーベリージャムはROUTE BOOKSスタッフのお家・平山農園(千葉県)で採れた果実でつくっており、ここにもつくり手の想いを直接繋ぐというコンセプトが垣間見えました。

 

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上野に新しく登場した、とても素敵な松下ご夫妻が切り盛りする隠れ家的パン屋さん。身体も心もよろこぶ焼きたてのパンを味わいに、ぜひ一度足を運んでみてください。

 

ROUTE PAIN(ルート パン)
東京都台東区東上野4-14-3 Route Common 1F
営業時間:11時~なくなり次第終了
休業日:不定休
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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