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上野エリアはモノづくりが盛んな街。さまざまな職人たちにより技が磨かれ、ライフスタイルをデザインする多種多様なショップがオープンするとともに、体験の場も設けられています。そんなモノづくりのリアルな体験を丸ごと取材し、連載でお送りします。
海外製の高品質な造花、ドライフラワー、プリザーブドフラワーの他、花器、ラッピング用品などが揃うのが、蔵前にある「east side Tokyo」。花とクラフトの文化を発信する新しい拠点として誕生し、店内には本物さながらの上品な色合いの造花が溢れ、夢心地な気分を味わうことができます。
インテリアとして花をもっと身近に取り入れてほしいと提案をしているお店ということもあって、ここでは花などを使ったワークショップを毎日開催しており、初心者でも参加できる内容のものもたくさんあります。
今回は、フラワーデザイナーの大貫裕美先生によるプリザーブドフラワーを使った体験レッスンに参加しました。
箱に入っているのが生花に染色を施したプリザーブドフラワー
「プリザーブ」とは、保存という意味の英語で、生花を特殊なオイルと染料を使って長時間楽しめるように保存加工をした花のことです。自然界には存在しない、青・水色・緑などの珍しい色の花もあり、自分好みに花を組み合わせてアレンジすることができます。
見本を見ながらどれにしようか真剣に選びます
初心者コースということもあり、綺麗に開花させた黄色いプリザーブドの黄色いバラや小さなバラ、造花、花器などの資材はすべて先生が準備してくれていました。
プリザーブドフラワーは、ワイヤーワークを先生から教えていただき、花器に挿していくのが基本となります。
オレンジや薄いイエローのプリザーブドフラワーを選びました
正面から見たときのバランスを見ながらバラを挿していき、その周りを造花で装飾。
アレンジに使う草花も自由に選べます
葉も花とのバランスを見ながらハサミでカット
バラの周りを飾る木の実などにもワイヤーを通します
ひたすら集中して挿していきます
プリザーブドフラワーはもちろんのこと、フラワーアレンジメントなどもやったことがない完全初心者だったのですが、先生の的確なアドバイスのおかげで構えることなくスッと入り込むことができました。
片手に収まるほどのベースを花で満たすというのは、気負いなくできるちょうどいいサイズなのかもしれません。無心になって花が一番美しく見えるアレンジを考えるというのは、心が洗われる癒しの時間でした。
花の周りにグリーンを足していきます
裏側にはプリザーブドフラワーのアジサイを使います
裏側も念入りに作り込みます
できあがったら、雰囲気のある背景紙を置いた台で記念撮影も
1時間ほどでついに完成です。まるでお店に売っているようなプロ仕様の仕上がりに大満足。こんなに美しい花が家で枯れることなく数年間楽しめるなんて、贅沢ではありませんか。
裏にはたっぷりのアジサイ
店内にはプリザーブドフラワー専用のコーナーがあります
赤、青、黄、緑、白...と色別に置いてあるドライフラワーコーナー
造花も種類が豊富で組み合わせを考えるのが楽しいです
ガラスや陶器など様々な素材のフラワーベースがあります
店内にはプリザーブドフラワーの他に、オシャレなフラワーベースや本物さながらに見える造花などもたくさんありました。
プリザーブドフラワーを入れられる写真立ても店内で販売しています
ウエディング用のブーケやヘッドドレス、会場をアレンジする造花などを購入するためにお店を訪れる方も多いらしく、そういった方向けのワークショップも開催しているそうです。
体験レッスンを受けてもっと深く知りたいと思った方には、プリザーブドフラワーの資格コースもあるので、興味のある方はぜひご参加ください。
east side Tokyo
住所 東京都台東区蔵前1-5-7
TEL 03-5833-6541
営業時間 10:00~18:00
定休日 不定休
ブリザーブドフラワー体験レッスン 4,400円(税込、材料費・レッスン代込み)
※2023年4月より体験レッスン代が5,500円に変更となります
https://www.est-ec.com/(外部サイトへリンクします)