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2018.10.29日本料理の名店が生み出した大人の甘味を楽しむ

2008年に「湯島121」の名で創業して以来、予約の取れない人気店として知られる日本料理店「くろぎ」。少しでも多くのお客様を迎えるため、2017年、大門に移転しましたが、ゆかりの地への思い入れは、やはり強かったといいます。同年、大人の甘味処「廚 otona くろぎ」を上野にオープン!
今回は、こちらのおすすめをご紹介します。

 

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シックに黒でまとめた落ち着きのある内装は、建築家の隈研吾氏によるデザイン

 

「くろぎ」の主人・黒木純さんは、1978年、宮崎県の料理人の家に生まれました。18歳のとき、自身も料理人を目指して上京。数々の名店で修行を重ね、やがて自分の店を持つに至ります。素材の味を引き出すのはもちろん、味に味をぶつけて新しい味を作る“攻めの料理”が、いわば黒木流。
ここ、「廚 otona くろぎ」は、その感動を気軽に味わえる場所でもあります。

 

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店内の席はカーテンで仕切られ、半個室のようになっています。気兼ねせず、ゆっくり味わって

 

黒木さんの和菓子に対するアプローチは独特。腕利きの和菓子職人が作る一品も味わい深いものですが、料理人として、黒木さんが追求する和菓子もそれに引けを取りません。秋冬の限定メニュー、おぜんざいは、お餅が冷めないように七輪で提供。
つぶあんを使ったおぜんざいは、しっかり甘さを感じさせつつ塩気を帯びて、きりっとした後味にまとまっています。

 

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おぜんざいは単品で1,400円。飲み物付きで2,050円(いずれも税込)

 

通年で人気なのは、黒蜜きなこパフェ。こちらも甘みと塩気のバランスが絶妙で、食べ進めるごとに、ドラマチックに味が変化します。トッピングの最中皮でソフトクリームをすくって口に入れると、ひんやりとしたソフトクリームの爽やかな甘み、黒蜜のコクのある甘み、そしてきなこの風味と塩気があいまって、うっとりしてしまう美味しさ。
底の方には寒天やわらびもち、炒った黒豆なども潜み、さまざまな食感にわくわくさせられます。
なお、別添えのシロップにはラムが使われていて、たらりとかければ一気に大人の甘味に!
最初はそのまま食べ、途中から少しずつかけながら食べるのがおすすめです。

 

 

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黒蜜きなこパフェはボリューム満点! 単品1,950円、飲み物付きで2,600円(いずれも税込)

 

上野広小路に程近く、にぎやかな中央通りに面した場所にあるとは思えないほど、店内は落ち着いた雰囲気。金・土・祝前日は0:00まで営業しているので、飲んだ後の〆スイーツにもおすすめです。
日本料理の名店が生み出す甘味を体験してみてください。

 

 

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パルコヤ1Fに位置。テイクアウトできるメニューも豊富で、本家「くろぎ」のお弁当も販売

 

廚 otona くろぎ
住所 東京都台東区上野3-24-6 パルコヤ1F
TEL 03-6284-2796
営業時間 日~木10:00~20:00・金・土・祝前日10:00~0:00
定休日 原則無休(パルコヤに準ずる)
https://twitter.com/otona_kuriya (外部サイトへリンクします)

 

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