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2018.10.27名物は厳選素材で作る豆大福!湯島天神下の和菓子店

看板商品の豆大福、豆餅をはじめ、季節を反映した風流なお菓子もそろう「つる瀬」。
湯島天神のお膝元で、初代が「尾張屋」として店を始めたのは、1930年のことでした。
素材を厳選し、丁寧に手作りされた品は、普段のおやつにも、大切な人へのてみやげにも最適!
今回はそんな老若男女に愛される名店をご紹介します。

 

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ショーケースの中には、定番や季節限定品など、種類豊富な和菓子がずらり!

 

「つる瀬」の豆大福はあんこたっぷり!
使われているのは、北海道十勝産の手より小豆で、大粒で皮が薄く、香り高いのが特長です。
砂糖は、すっきりした甘さの白双糖(しろざらとう)を使用。小豆の粒を潰しすぎないように、
柔らかすぎず固すぎず仕上げているので、とても滋味深く、ほくほくと食感のいいあんこに仕上がっています。

 

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豆大福180円(税込)。表面にまとった赤えんどう豆は、富良野産を使っています

 

あんこを包む餅は、噛むごとに味わいを増していきます。
原材料には、「餅米の王様」と呼ばれる新潟県産こがねもち、味に丸みとコクがある大島産の塩を選び、一回一回手返しして、柔らかくつき上げています。
あんこは事前に丸めておくのではなく、ばんじゅうという薄型の箱に入れてあるものを毎回ヘラですくい、つきたての餅にふわっと詰め込むようにして包むことが重要。
あんこのほくほく感が守られているのも、長年経験を積んだ職人が、この工程を丁寧に行うからです。

 

 

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季節のモチーフをかたどった上生菓子1個340円(税込)。顔ぶれは時期によって変わります

 

豆大福の他にも、上生菓子や最中、湯島天神の梅にちなんだお菓子など、ラインナップは豊富。
ショーケースの前に立ち、どれにしようかと迷うのも楽しいです。
注文した商品を店員さんが取ってくれる対面販売なので、お菓子について気軽に質問できるのもうれしいポイント。価格も手頃で、とても親しみを感じられます。

 

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自然光が入り込む喫茶室。居心地がよく、つい長居したくなります

 

購入したお菓子は、併設の喫茶室で食べていくことも可能。
創業当初は甘味処だったそうで、おしるこや本蕨餅、抹茶セット、玉子ぞう煮など、イートインメニューも充実しています。豆大福は売り切れることも多いので、喫茶室に入る前に注文されることをおすすめします! てみやげを選ぶときや、甘いもの休憩をしたいとき、小腹を満たしたいときにも、ぜひお立ち寄りください。

 

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湯島天神下の交差点に位置。平日、土日問わず、ほぼ途切れることなくお客さんが訪れています

 

 

つる瀬住所 東京都文京区湯島3-35-8
TEL 03-3833-8516
営業時間 火~土9:30~19:00・日祝9:30~18:00
定休日 月曜(月曜が祝日の場合、火曜に振替)
http://tsuruse.jp/ (外部サイトへリンクします)

 

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