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台東区台東の佐竹商店街にある篠原まるよし風鈴は、江戸時代から伝わる技法で風鈴を製作している工房です。創業者である篠原正義さんの後を継ぎ、現在は長男の孝通さんと次男の通宏さんが1階の工房で風鈴の製作を続けています。
「1日に150~200個の風鈴を作っています」と話すのは、長男の孝通さん。

つくばエクスプレス新御徒町駅から徒歩1分。佐竹商店街を入ってすぐの場所にある

宙吹きという技法で一つひとつ作られる江戸風鈴。工房の中はかなりの高温!
この日は、工房の2階で江戸風鈴の絵付け体験に挑戦しました。指導してくださったのは篠原正義さんの妻・延子さん(孝通さんと通宏さんのお母様)です。
まずは江戸風鈴に描かれる絵柄について学びます。
「江戸時代の風鈴は金魚や花火など、縁起を担ぐ絵柄が人気を集めていたんですよ。たとえば金魚はお金を運んで来てくれる魚、花火は悪いものを祓うと言われていました」

トンボ、桔梗、金魚、桜、富士山、花火などの描き方が
わかりやすく図解された資料もあるので初心者でも安心

こちらが通宏さんの手描き作品。金魚が水草の浮く水槽で泳いでいる様子が涼しげ!
奥にある花火と富士山の絵も風情たっぷり
さまざまな絵柄のモチーフがありますが、もちろんオリジナルのデザインで絵を描いてもいいそうです。今回は「上野が、すき。」の取材ということもあり、上野恩賜公園の不忍池の蓮の花を描いてみることにしました。
早速、絵付けをする風鈴を選びます。手で風鈴を揺らし、振り管を鳴り口にあてて音を鳴らしてみると、すべて音色が違います。大きさやガラスの厚みの微妙な差で、音色が微妙に変わるそうです。江戸風鈴の鳴り口がギザギザなのは、振り管が鳴り口と触れたとき優しい音色が出るように工夫されているからだとか。

複数の風鈴の中からお気に入りの音色のものをひとつ選ぶ

用意する道具は水性絵具、水、筆、そして紙。水性絵具なら、間違えても
消して描き直せるというメリットがある
パレット代わりの紙の上に絵具を出したら、早速色を混ぜ合わせてオリジナルの色を作ります。平筆にピンクと白の絵具を少量つけたら、風鈴の内側から蓮の花を描いていきます。水をつけすぎると絵具が垂れる原因になるので、少なめにするのがポイント。

2色の絵具を筆に半分ずつ乗せる

ピンクと白が重なり合い、絶妙なニュアンスの花びらが描ける

他の色も自由に使ってどんどん描いていこう
ガラスは紙と質感が違うのと、カーブがあるので最初は描くのがむずかしく感じましたが、描いているうちに楽しくなってきました。鳴り口の近くは、太い筆をカーブに沿ってぐるっと回すように大胆に塗ります。

理想のグラデーションになるように色を調整して…

ガラスのカーブに沿ってぐるっと一気に筆を動かしていく
描き始めておよそ1時間、仕上げの模様を描き込み、短冊をつけたら完成です。そのまま持ち帰ることができるので、夏の思い出づくりにぴったり!蓮の花が浮かぶ不忍池が風に揺れる様も、なかなか風情があります。

完成したオリジナルデザインの江戸風鈴
7月から8月の夏休み期間は子供たちにも大人気だという江戸風鈴の絵付け体験。あなたもこの夏、世界に一つだけの風鈴を作ってみませんか?
現在、松坂屋上野店の正面玄関には篠原まるよし風鈴の風鈴が飾られています。上野のお買い物のついでに、目と耳から涼を感じてください。
※2026年8月25日(火)までの期間限定装飾です。

松坂屋上野店の正面玄関に飾られた篠原まるよし風鈴の風鈴

透明とブルーで涼しさを演出
江戸風鈴絵付け体験 篠原まるよし風鈴
住所 東京都台東区台東4-25-10
定休日 不定休
営業時間 日によって異なるためホームページで確認してください
所用時間 30分~90分
体験料 1人2,200円(税込)※取材当時
体験予約は電話またはフォームからお申込みください
https://www.edo-fuurin.com/workshop(外部サイトへ移動します)











