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JR日暮里駅西口から谷中銀座方面へとのびている緩やかな坂道。周辺には江戸時代からある古寺や、大正時代から続く商店が並び、風情ある街並みが広がっています。2026年3月、その谷中御殿坂に「スターバックス カフェ & アートギャラリー 谷中御殿坂」がオープン。コーヒーを片手に谷中ならではのアートに出会える空間となっています。

展示は定期的に変わるので、その都度新しい作品と出会える

店舗の建物の高さ、2階の窓の位置は、隣の老舗「佃煮舗 中野屋」に揃えた
店舗は2階建ての木造建築で、看板建築など、昔ながらの風景になじむシックなデザイン。左側には谷中の路地を模したアプローチがあり、その先に進むと入口が現れます。
手掛けたのは、谷中を拠点にして建築・設計、店舗運営まで行う「株式会社HAGISO」とスターバックスのデザインチーム。“藝と珈琲の交差点”をコンセプトに、谷中エリアの歴史や文化に敬意を込めて考えられたといいます。

店舗入口に続くアプローチを進むと、丸窓に手描きで施された初代ロゴのサイレンが

手前の大作は、現実の風景を極限まで抽象化し、「新しい風景」の創出をテーマに制作を続ける真田将太朗によるもの
なお、谷中は美術館や博物館、芸術大学が点在する上野に近く、芸術を学ぶ学生やアーティストがたくさん住んでいるエリア。だからこそ「スターバックス カフェ & アートギャラリー 谷中御殿坂」では、次世代を担う若手アーティストの未来を地域と共に育むことに重きを置いているのだとか。
店内には吹き抜けがあり、大きな窓から自然光が差し込みます。そこかしこに大小さまざまなアートが展示され、谷中の街歩きを楽しむように、店内を回遊しながら作品を味わうのがおすすめです。
Karin Hosonoによる猫をモチーフにした作品。
幼少期から一貫して猫を描き続け、「猫より猫らしい120%の猫」を目指した作品を制作

白く柔らかい布に黒い糸で刺繍を施し、日常の風景を記録するような立体・平面作品を作るYU SORA。
日常とはなにかについて問いただす
展覧会は「テーマ展」「フェア展」「パブリック展」の入れ替え形式で展開。テーマ展では、事前に参加アーティストが集まり、打ち合わせを重ね、またスターバックスパートナー(従業員)もそれに参加し、会話しながら内容を練り上げていくそうです。
3月28日のオープンを飾った杮落とし展では、独自の視点から風景や空気感を描く若手アーティスト3名が集まり、「谷中」をテーマにした新作を発表。抽象画や具象画、立体など、異なる手法で表現された三者三様の「谷中」が見どころになっています。

2階北側の席。経王寺の借景が厳かで、自然と気持ちが落ち着く

2階西側の席からも経王寺の豊かな緑が見え、清々しい気分に

中2階のカウンター席からは御殿坂の通りを見下ろせる
一方、店内にいながら谷中の空気を感じられるのも、この店を訪れる醍醐味。1階と2階をつなぐ中2階のカウンター席からは、人々の往来が見え、街のにぎわいが感じられます。2階の中央エリアには、作品を間近に鑑賞できる大きなコミュニティテーブルが配置され、北側・西側エリアの席では、壁一面の窓から見える経王寺の借景がすばらしい。ちなみに、西側には小上がり席もあり、家族連れがゆっくり過ごせるのもうれしい。

バーカウンターでバリスタがコーヒーを淹れてくれる

「ブルーベリーレアチーズケーキ」570円、「カフェ アメリカーノ(HOT)」Tall490円(すべて税込)
アートに囲まれつつ、コーヒーと共に思い思いのひとときを過ごす。そんな、日常と非日常の間のような空間です。ここでしか味わえない感動がたくさん。ぜひ足を運び、体験してみてください。
スターバックス カフェ & アートギャラリー 谷中御殿坂
住所 東京都荒川区西日暮里3-2-5
営業時間 8:00〜21:00
定休日 不定休
JR山手線・京浜東北線・常磐線、京成本線、日暮里・舎人ライナー日暮里駅から徒歩4分
https://www.instagram.com/starbucks_cafe.and.artgallery(外部サイトへ移動します)











