• TOP
  • 記事一覧
  • 【酒匠 絆屋】旨味が濃厚!牛すじ出汁が染み込んだおでんに癒やされる

2026.03.25【酒匠 絆屋】旨味が濃厚!牛すじ出汁が染み込んだおでんに癒やされる

春の陽気を感じられるようになってきた今日このごろ。とはいえ、夜になるとまだ少し肌寒く、温かいものを食べて癒やされたいと考える人も少なくないでしょう。調べてみると、湯島にちょっと変わったおでんのお店があるらしい。おでん出汁といえばカツオが王道ですが、そこではなんと牛すじが使われているといいます。

 

画像

日没後は電飾看板に明かりが灯り、風情が増す路地裏

 

さっそく行ってみると、場所は湯島駅からほど近い路地裏。通り沿いに酒場が軒を連ね、仕事帰りとおぼしきスーツ姿の人たちが行ったり来たりしながら、どのお店に入ろうか相談しているのが目に入ります。そんな中、お目当ての『酒匠 絆屋』に到着すると、開店直前にも関わらずすでに数人が店先で待機。電飾看板を準備するスタッフさんと常連客が、気さくに挨拶を交わしていて、なんだかいい雰囲気です。

 

画像

こぢんまりした店内に細長いコの字カウンターがのびる

 

画像

スタッフさんにおすすめを聞きながら注文するのが楽しい

 

開店時刻の18時を迎え、いよいよ店内へ。手前にテーブル席が一つと、奥に細長いコの字カウンターがあり、風情があります。おでんを注文するのは事前に決めていましたが、壁の手書きメニューを眺めてみると、それ以外にも気になる名前がたくさん。「『するめいか わた焼き』がおすすめです」と教えてくれたスタッフさんの笑顔につられ、気づけば「では、それを一つ」とお願いしていました。

 

画像

カウンターがあると、一人でも気兼ねなくいられるのがうれしい

 

画像

おでんはリーズナブルで、いろいろ食べてみたくなる

 

おでんはどれにしようか。少し迷った末、「大根と、あとはおすすめで盛り合わせてにしてください」とお任せすることに。開店するやいなや続々とお客が入ってきて、瞬く間に活気あふれる店内。ワクワクしながら待っていると、先に「するめいか わた焼き」一式が目の前に届き、「火を付けて、イカが白くなってきたらワタと混ぜ合わせてください」とのこと。

 

画像

大根、牛すじ、ウインナー各250円。ちくわぶ150円(すべて税込)

 

コンロの鍋がグツグツと煮立ち、イカワタの香りが漂い始めた頃。本日の主役であるおでんの登場です。厚みのある大根を取り囲むのは、コラーゲンが光る牛すじ、つゆでひたひたのちくわぶ、見るからに食べ応えがありそうなウインナーという店自慢の布陣。

「おでん種はそれぞれの持ち味を存分に引き出すため、食材ごとに煮込み時間を変えています」と、スタッフさん。

 

画像

厚切りなのにも関わらず、牛すじ出汁が中まで染み込んだ大根

 

しみしみの大根にはスッと箸が通り、口に入れると牛すじの出汁がじゅわ〜っ。濃い旨味が力強く広がり、それでいて後味はスッキリしています。雑味がないのは、肉屋から直接仕入れた新鮮な牛すじを使用しているおかげ。また、歯切れのよさを出すには、5時間ほどかけてゆっくり煮込むのも重要で、「じっと大根と見つめ合っています。他の仕込み作業をしながらも目を離せないんです」。

 

画像

牛すじは約3時間かけてゆっくり煮込むことで柔らかくなり、後味のすっきりした出汁が取れる

 

次に、牛すじを頬張ってみると、ふわふわの食感とパンチのある旨味のコントラストにうっとり。トロトロのコラーゲンもたまりません。

ちなみに、おでんが牛すじ出汁になったのは、この品質の良い牛すじがあってこそで、湯島の天神下で100年以上続く老舗精肉店「肉の竹内商店」から仕入れています。実は、「肉の竹内商店」から「牛すじの出汁を生かしてみるのはどうだろう」と提案され、試してみたのがきっかけだったとか。

 

画像

イカに火が通るのを待つ間、いい香りに包まれるひとときも味わい深い

 

お酒のつまみとして人気があるのは、「するめいか わた焼き」。イカが白くなってきたらレンゲを使い、しっかり全体を混ぜてワタを絡めていきます。

イカは一晩塩に漬け、寝かせてから使っているそう。ワタも、捌いた時に取り出したものなので、すべて新鮮です。

 

画像

レンゲで混ぜながらも、いい香り、グツグツという音にそそられてソワソワしてしまう

 

イカに透明な部分がなくなったら、しっかり火が通った証拠。胴体やゲソ、くちばしなどさまざまな部位が使われ、ムチッとしていたり、コリコリしていたり、いろんな食感を楽めます。噛み締めるとワタのコク、塩味と共に、イカそのものの甘みがじわり。これはどうしたってお酒が進めます。

 

画像

日本酒のラインナップは時季によって異なる

 

合わせるなら、おすすめはやはり日本酒。東北の品種をはじめ、全国各地のお酒が揃っています。東北の酒屋から仕入れたものや、スタッフ自らさまざまな酒屋に足を運び、手に入れてきたものなどラインナップは豊富。「熱燗にするなら、新潟県の「〆張鶴」がぴったりです」。

 

温かいおでんと手の込んだおつまみ、よりすぐりの日本酒で、きっと日々の疲れが癒やされるはず。

 

画像

疲れた日ほど、熱燗が体に染み渡る。おつまみと一緒にどうぞ

 

酒匠 絆屋

住所 東京都文京区湯島三丁目37-9 黒島ビル1F階

TEL 050-5484-3770

営業時間 18:00〜3:00

定休日 日曜・祝日

東京メトロ千代田線湯島駅から徒歩1分

インスタグラム https://www.instagram.com/kizunaya0410/(外部サイトへ移動します)

  • X
  • facebook