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根津駅から歩いて5分の場所にある、モダンでおしゃれな外観の建物。まるでカフェのような佇まいですが、こちらは2025年3月にオープンした「ヲサカナ食堂」という名前の定食屋。その名の通り、刺身定食や焼き魚定食などメニューはすべて魚介料理です。
「板橋で親族が運営している定食屋の2号店です。実家が魚屋なので、もともと豊洲からの仕入れルートがありました。当店でも毎朝豊洲から仕入れる旬の魚を日替わりでご提供しています」と、店主の梅澤晃太朗さん。日々、厨房に立つ栄養士の方と一緒にメニューを考えているそうです。
白壁と楕円形の小窓のデザインがおしゃれな外観
ヲサカナ食堂の「ヲ」は「~を」という助詞からつけたそう。「人と人をつなぐ」という意味も含まれているのだとか
ヲサカナ食堂では「北海道産帆立丼とアジフライ」、「焼き魚定食」、「西京焼き定食」など毎日8~9種類ほどの定食がいただけます。気になるメニューが多い中、この日は人気メニューのひとつ「特上刺身定食」をオーダーしてみました。通常の「刺身定食」に2種類の貝がプラスされることで「特上」になるそうです。
「特上刺身定食」2,200円(税込)。味噌汁と2種類の小鉢、ご飯が付く
御膳が運ばれてくると、皿の上で輝く刺身に目を奪われます。この日はかつお、さより、ひらめ、春子鯛、真鯛、いさき、つぶ貝、平貝、ぶり、あじ、サーモンの11種類!どれからいただくか迷ってしまうほど、どの刺身も新鮮でプリプリとしています。ホカホカの白いご飯と味噌汁と一緒に食べ進める至福のひととき…。魚好きには本当にたまりません。
「人気のため、日によっては午前中でなくなってしまう定食もあります。夜は単品で魚介メニューをご注文いただけますので、近所の方がお酒と一緒に楽しまれていますね」と梅澤さん。
シンプルに醤油とわさびのみでいただくので、魚の甘みがしっかりと感じられる。
貝類のコリコリとした歯ごたえも楽しい
ちなみにこの日の「焼き魚定食」は春らしく、本さわらと真鯛ハラスでしたが、もちろん訪れる時期によって魚の種類は変わります。そのときにいちばんおいしい新鮮な“旬”の魚がいただけるのは、魚屋がルーツのヲサカナ食堂ならではですね。
厨房で腕をふるう栄養士の中野なぎささん。丁寧かつスピーディな包丁さばきがステキ
「魚を食べるならここで!若い方にもどんどん来ていただきたいです」と話す店主の梅澤晃太朗さん
根津エリアを散策中に新鮮な魚が食べたくなったら、ぜひお腹を空かせて行きたいお店です。
ヲサカナ食堂
住所 東京都文京区根津2-36-12
営業時間 ランチ11:30~14:30(14:00L.O.)、ディナー17:30~21:30(21:00L.O.)
定休日 水曜、日曜夜 ※売り切れ次第終了になります
TEL 03-5834-7541(予約は電話のみ受付)
https://www.instagram.com/wosakana.nezu?igsh=MmV4ZW8xMXo0a3Y1