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暖かい日が増え、いよいよ待ちに待った春の到来。きっと、ランチは散歩がてら外に出たいという人も多いはず。下町バル ジュ・タタンは、まさに下町らしいとても入りやすいお店。フレンチやイタリアンの世界で修業を積んだシェフが、夜はビストロ料理、昼は洋食ランチに腕を振るいます。
店内にはカウンター席と、2人がけ、4人がけのテーブル席が1つずつ。居心地がよく、ホッと和む
2025年1月、浅草に程近い千束から、ここ仲御徒町エリアに移転オープン
お店があるのは仲御徒町の中通り。オフィスが点在し、落ち着いた町並みが広がっています。目印は、周囲の景色を明るく見せている水色のかわいい扉。中に入ると、笹本夫妻が笑顔で迎えてくれます。
夫の笹本浩章さんが調理、奥さんが接客担当。印象的な壁の色など内装は奥さんのアイデア
店内はこぢんまりして、フロアとキッチンが近いのが魅力。カウンター越しにシェフの姿が見え、その手さばきから目が離せません。調理中のいい香りにうっとりしていると、どれもこれもおいしそうに思えてきて、何にしようか迷ってしまうなんてことも。その場合は、おすすめを聞いてみるのも一つの手です。
日替わりのメニューはホワイトボードでチェック
ランチのメインメニューは全部で5種類。「チーズハンバーグ」「牛スジカレー」「ハンバーグカレー」がレギュラーで、他に「日替わりランチ」、「日替わりパスタ」があります。親しみやすい洋食のラインナップでリピーターも多い。ボリュームがあり、お腹いっぱいになれるのもうれしいです。
「ハンバーグカレー」1,500円、スープ150円(すべて税込)
おすすめを聞くと、「ハンバーグカレーは4月から始めた新メニューです」と奥さん。ごろんと大きなハンバーグがなかなかの迫力です。カレーを口に入れた瞬間、まず感じるのはピリッとした辛み。ほのかに漂うスパイスの香りは「ガラムマサラを使っているからでしょうか」とシェフは言います。
カレーとの相性を考え、ハンバーグの味付けは極力シンプルに。しかし挽き肉を多めに使っているので旨味はしっかり
食べ進めるうちに甘みが増してくるのは、たっぷり使われている野菜のおかげ。その甘味がお腹も心も幸せで満たしてくれます。タマネギなどの野菜を、形が崩れるまでしっかり炒めてから加えているため、カレーの舌触りはふわふわ。力強い旨味のハンバーグと合わさっても重たくならず、ペロッと気持ちよく食べられます。
特等席は、シェフの仕事ぶりが間近に見られるカウンター席
何を隠そう、シェフのルーツはスタンダードな本格フレンチ。奇をてらわない丁寧な仕事ぶりは、「調理法やプロセスなどの基本ルールはきちんと守りながら、自分なりのルールを構築しています」という信念に基づいてます。
千束にあったお店はバーのようなテイストでしたが、「仲御徒町に移って、よりゆっくりお食事を楽しんでいただけるお店になりました」とお二人。夜はカジュアルなビストロ料理も味わえるので、ぜひ気軽に足を運んでみてください。
お二人の人柄が滲み出た、親しみやすくて普段づかいしやすい雰囲気
下町バル ジュ・タタン
住所 東京都台東区台東3-11-5
営業時間 平日11:30〜14:00・17:30〜22:00 日曜・祝日17:30〜22:00
定休日 土曜(臨時休業あり)
TEL 090-2252-0423
https://www.instagram.com/ju.tattends/(外部サイトへ移動します)