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東京都恩賜上野動物園のシャオシャオとレイレイは、えさとしてモウソウチク、シノダケ、マダケなどのタケを中心に与えられており、副食であるパンダ団子、ニンジン、リンゴもそれぞれ必要に応じて与えられています。採食、行動については特に異常はなく、良好です。
シャオシャオ 2025年3月21日(1367日齢) 91.4kg(30日前より+2.7kg)
シャオシャオ(撮影日:2025年3月24日)
公益財団法人 東京動物園協会提供
シャオシャオの健康状態は良好です。
屋外放飼場Cの工事が完了し、休園日の3月3日と3月10日に放飼場に出す練習をおこないました。辺りを少し警戒していたものの、タケを採食するようすも見られたため、3月11日からは使用する放飼場を変更しました。徐々に屋外放飼場Cでの生活に慣れてきているそうです。
シャオシャオは2023年7月16日からハズバンダリートレーニング(※)をおこなっています。訓練を積み重ねることによって、パンダにとって少ないストレスで安全に体を触りながらの健康管理ができるようになるそうです。リーリーとシンシンの検疫開始に伴い一時的にトレーニングを中止していましたが、返還されたため、10月25日にトレーニングが再開されました。現在は、先月に引き続き、口を開けた状態で維持する(マウスオープン)トレーニング中です。
※ ハズバンダリートレーニング
動物の健康な飼育と人間の安全な作業を目的として、動物に自発的な行動をとらせるための訓練
レイレイ 2025年03月21日(1367日齢) 89.1kg(30日前より-0.4kg)
レイレイ (撮影日: 2025年3月24日)
公益財団法人 東京動物園協会提供
レイレイは2023年7月21日からハズバンダリートレーニングをおこなっています。シャオシャオと同じく、リーリーとシンシンの検疫開始に伴い一時的にトレーニングを中止していましたが、10月26日にトレーニングが再開されました。レイレイも先月に引き続き、口を開けた状態で維持するトレーニング中です。
ジャイアントパンダの様子(撮影日:2025年3月24日)
公益財団法人 東京動物園協会提供