TOPICS
注目記事
2024年春、上野中通り商店街の中ほどにオープンした「想夫恋」は、大分県日田市で誕生した焼きそば専門店です。九州を中心に全国に46店舗(2024年11月現在)を展開しています。昭和32年、パンもご飯も焼いたものはあるのに、麺類には焼いたものがないことに着目した先代の角安親さんが「麺を焼くから焼きそば」と名付け、焼きそば専門店を開店したのが始まりだそう。
JR御徒町駅から徒歩3分の立地にある想夫恋上野店。大きな赤い看板が目印
訪れたのは平日の午後でしたが、空いていたのは一瞬だけで、あっという間にお客様で満席に。外国人観光客の姿も目立ちます。
今回は一番人気の「想夫恋焼き」を職人が鉄板の上で作るところを見せてもらいました。
品質重視で選ばれ、「角切り」にこだわった豚肉、自社工場で製造されているという麺ともやし、ねぎを手早く鉄板の上で焼いていきます。麺は表面に焦げ目が付くまでしっかりと焼くことで、パリパリとした独特な食感を生み出します。そして味の決め手となるソースを加えたら、なんと2枚のヘラで使ってすべての食材をパラパラと空中に舞い上げます。この豪快な手さばきは見ていて惚れ惚れするほど! 実はこの技術こそ、「想夫恋焼き」の味を引き出すために最も重要なんだとか。
食材を舞い上げる調理法が「想夫恋焼き」の独特な美味しさを生み出している
「想夫恋焼き」(税込み1,050円)+生たまごトッピング(税込100円)。ソースのいい香りに食欲が増す
生たまごを麺に絡ませていただく。パリパリの麺と柔らかい麺、角切り豚肉の食感が最高のハーモニーを奏でる
日田市生まれの「想夫恋焼き」はこれまでの焼きそばの概念を覆すほどの衝撃でした。プラス350円で大盛り(1.5倍)、プラス650円でメガ盛り(2倍)にもできるそうなので、食欲に自信のある方はお試しを!
サイドメニューの「ひとくちぎょうざ」なども人気だそうですが、お酒のおつまみとしてもおすすめなのが「宮崎チキン南蛮」。外はサクッと、中はジューシーに揚がった鶏もも肉に野菜たっぷりの自家製タルタルソースを乗せれば、お酒もすすみそうです。
一人でも誰かと一緒でも、伝説の「想夫恋焼き」を味わいに立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
「宮崎チキン南蛮」(税込590円)。タルタルソースの野菜のシャキシャキ感とチキンのジューシーさを同時に味わって
店内ポスターには先代 角安親さんの熱い想いが綴られている
店内は2名掛けのテーブルが6席とカウンター5席。一人でも気軽に入れる雰囲気が嬉しい
想夫恋 上野店
住所 東京都台東区上野4-6-7 白鳥舎ビル 1階
営業時間 11:00~15:00 (14:30L.O.)、17:00 ~23:00(22:30 L.O. )
定休日 不定休
TEL 03-5826-8865
https://sofuren.com (外部サイトへ移動します)