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2024.07.25【自家焙煎珈琲みじんこ】スペシャリティコーヒーとともにいただく噂の厚焼きホットケーキ

 

理科の教科書で誰もがみたことのある水中の小さな生き物 ”みじんこ”。

そのキャッチ―な店名を掲げるのは湯島にある自家焙煎珈琲みじんこ。オーナーの長戸努さんを尋ねました。

 

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まず聞きたいのは店名「みじんこ」の由来。名付け親は、長戸さんのお母さま。当時の店舗デザインのご担当者は、文京区らしい閑静な住宅街に馴染むモノトーンでスタイリッシュな店内とのギャップを感じる店名に大絶賛。候補は他にもいくつかあったそうですが、もう「みじんこ」以外考えられないというお母さまの押しには叶わなかったという裏話も。

 

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「自家焙煎珈琲 みじんこ」は、2011年オープン。

当初は、落ち着いた空間で珈琲を楽しむ近隣の常連さんが多かったそうですが、ホットケーキブームの影響で、客層はガラッと変化。スイーツを求めて来店する女性のお客様が増えたことで、14時以降の限定販売をしていたスイーツは、熟考の上、2016年より終日販売を決断。多くのお客様に喜んでもらいたいという想いがあったのだそう。


けれども「みじんこ」は、カフェではなく、珈琲専門店。

長戸さんは、「珈琲に合うスイーツとしての軸はブラさず。古くから通われていた方にも引き続き楽しんでもらいたい。」と話します。コロナ後も、EC販売や予約システムの導入など、常に、大多数のお客様の要望に合わせることを大切にされています。

 

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オープン当時から人気の看板スイーツ「ホットケーキ」のメニュー開発には、長戸さん自身も自宅に帰って試行錯誤していたそう。コンビニスイーツのレベルが日々上がっていく中で、妥協することなく、パティシエと共に、完成度の高い厚焼きの「ホットケーキ」を目指しました。

 

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今回は特別にホットケーキの調理工程を見せてもらいました。

片面8分、片面5分。生地はセルクルに沿ってふっくらしていきます。重い生地を返すのって難しそう.....と思いましたが、店長さんは「お好み焼きを返すより簡単。」と笑っていました。コツは勢い!なのだそう。

 

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銅板で熱を均等に伝え、じっく~り焼いていきます.....

 

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まるで美術品のように麗しいホットケーキが完成。

出来立てのじんわり温かな温度、そして、シンプルに厳選された素材と芳醇なバターの香りが優しく口に広がります。


落ち着いた店内で味わい深い珈琲と共に贅沢なスイーツを1人で頬張る特別な時間は、週に一度は欲しいものです。湯島天満宮のお膝元湯島周辺で寺社巡りや散歩の途中に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

 

 

自家焙煎珈琲 みじんこ

住所 東京都文京区湯島2-9-10 湯島三組ビル1F

営業時間 [月~金]11:00~20:00(LOフード19:00 ドリンク19:30)

     [土・日・祝]10:00~19:30(LOフード18:30 ドリンク19:00)

定休日 なし(年末年始を除く)店舗メンテナンスなどにより臨時休業あり

https://mijinco-coffee.com/(外部サイトへリンクします)

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