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東京都恩賜上野動物園のジャイアントパンダたちは、えさとしてモウソウチク、シノダケ、マダケなどのタケを中心に与えられており、副食であるパンダ団子、ニンジン、リンゴもそれぞれ必要に応じて与えられています。
シャオシャオ
2024年6月15日(1088日齢)84.3kg(30日前より+2.9kg)
シャオシャオ
(撮影日:2024年6月24日)
公益財団法人 東京動物園協会提供
シャオシャオの健康状態は良好です。
6月3日と6月18日に飼育展示場所をレイレイと交換し、現在は屋外放飼場Dと室内展示3号室で飼育管理されています。また、気温が高い日が続いているので、主に冷房の効いた室内で管理されています。採食、行動については特に異常はありません。また、気温が高い日が続いているため6月24日にジュースなどで作った氷を与えたところ、反応は良好だったそうです。
シャオシャオは2023年7月16日からハズバンダリートレーニング(※)をおこなっています。訓練を積み重ねることによって、パンダにとって少ないストレスで安全に体を触りながらの健康管理ができるようになります。現在は採血トレーニングを中心におこなっています。背中の緑色の印はまだうっすらと残っていますが、段々と薄くなっているそうです。
※ハズバンダリートレーニング
動物の健康な飼育と人間の安全な作業を目的として、動物に自発的な行動をとらせるための訓練
レイレイ
2024年6月15日(1088日齢)85.8kg(30日前より+1.2kg)
レイレイ
(撮影日:2024年6月24日)
公益財団法人 東京動物園協会提供
レイレイの健康状態は良好です。
6月3日と6月18日に飼育展示場所をシャオシャオと交換し、現在は屋外放飼場Bと室内展示1号室で飼育管理されています。シャオシャオと同様、主に冷房の効いた室内で管理されています。採食、行動については特に異常はありません。レイレイにも6月24日にジュースなどで作った氷を与えたところ、反応は良好だったそうです。
レイレイは2023年7月21日からハズバンダリートレーニングを開始しました。現在はシャオシャオと同じく、マウスオープントレーニングを継続しています。
リーリーの健康状態に大きな変化はありません。
2023年11月28日以降、定期的な血圧測定と投薬を継続しながら、薬の量の調整など、高血圧の改善に向けた取組みを続けています。2024年4月22日に検査時に毛を刈った部位については、だいぶ毛が伸びてきて、目立たなくなってきました。最近では気にするようすは見られません。
気温が高い日が続いているので、主に冷房の効いた室内で管理されています。採食、行動については特に異常はなく、良好だそうです。
2024年6月15日測定の結果、リーリーの体重は139.5kgでした。
リーリー(撮影日:2024年6月24日)
公益財団法人 東京動物園協会提供
シンシンの健康状態に大きな変化はありません。
2023年9月20日以降、定期的な血圧測定と投薬を継続しながら、薬の量の調整など、高血圧の改善に向けた取組みを続けています。
気温が高い日が続いているので、主に冷房の効いた非公開エリアの室内で過ごしており、姿が見えないことが多くなっています。採食、行動については特に異常はなく、良好だそうです。
2024年6月15日測定の結果、シンシンの体重は128.2kgでした。
シンシン(撮影日:2024年6月24日)
公益財団法人 東京動物園協会提供
ジャイアントパンダの様子(撮影日:2024年6月24日)
公益財団法人 東京動物園協会提供