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東京都恩賜上野動物園のシャオシャオとレイレイは、えさとしてモウソウチク、シノダケ、マダケなどのタケを中心に与えられており、副食であるパンダ団子、ニンジン、リンゴもそれぞれ必要に応じて与えられています。また、4月12日よりタケノコの給与を開始しており、反応は良好だそうです。
また室内と屋外を出入り自由で管理しており、周囲の状況や天候等により、シャオシャオとレイレイが好きな場所を選べるようにしているそうです。今後、気温が高い日が増えてきた場合は、室内のみの管理とする場合があります。採食、行動については特に異常はなく、良好だそうです。
シャオシャオ 2025年5月22日(1429日齢) 97.3kg(30日前より+1.6kg)
シャオシャオ(撮影日:2025年5月26日)
公益財団法人 東京動物園協会提供
シャオシャオの健康状態は良好です。
シャオシャオは2023年7月16日からハズバンダリートレーニング(※)をおこなっています。訓練を積み重ねることによって、パンダにとって少ない
ストレスで安全に体を触りながらの健康管理ができるようになります。リーリーとシンシンの検疫開始に伴い一時的にトレーニングを中止しておりましたが、中国に返還されたため、2024年10月25日にトレーニングを再開しました。現在は、先月に引き続き、口を開けた状態で維持する(マウスオープン)トレーニング中です。
※ハズバンダリートレーニング
動物の健康な飼育と人間の安全な作業を目的として、動物に自発的な行動をとらせるための訓練
レイレイ 2025年5月22日(1429日齢)93.1kg (30日前と同じ)
レイレイ(撮影日:2025年5月26日)
公益財団法人 東京動物園協会提供
レイレイの健康状態は良好です。
レイレイは2023年7月21日からハズバンダリートレーニングをおこなっています。シャオシャオと同じく、リーリーとシンシンの検疫開始に伴い一時的にトレーニングを中止しておりましたが、2024年10月26日にトレーニングを再開しました。
トレーニングの結果、口を開けた状態で維持することはおおむねできるようになったため、現在は新たに仰向けの姿勢で維持できるようにするためのトレーニングを開始したそうです。
ジャイアントパンダの様子(撮影日:2025年5月26日)
公益財団法人 東京動物園協会提供