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2024.06.07【ブラッスリーレカン × ライブペイティング】アートが生み出される瞬間を間近で体感

アトレ上野レトロ館内にあるカジュアルフレンチの店「ブラッスリーレカン」では、6月20日(木)まで画家・アーティストの真田将太朗さんによるライブペインティングを実施中! 実際の営業時間に、店内の壁紙をペイントする様子を食事をしながら見ることができる貴重な機会です。ここでは全8回開催のうち、6月5日(水)に行われた3回目の様子をレポートします。


幼い頃から絵を描くことが好きで、18歳のときに画家になることを決意したという真田さん。東京藝術大学美術学部を卒業後、現在はアーティスト活動の傍ら、東京大学大学院学際情報学府修士課程に在学し、人工知能を造形芸術に応用し創造性の根源を探る美術研究を行うなど、多忙な日々を送っています。普段から大型のランドスケープを描くことが多い真田さんですが、今回のコラボレーションでも脚立を使いながら、レストランの大きな壁面に作品を描いていきます。

 

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使用するのは約10色のアクリル絵の具とペインティングナイフ、豚の毛や馬の毛でつくられた絵筆が5種類ほど

 

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迷いのない動きで描き進めていく。ここまで間近で見られるのはライブペインティングならでは

 

今回のコラボレーション作品のテーマは、真田さんが藝大在学中にも足繁く通った 『上野』。「いちばん上野らしい色はどれだろうと考えたときに選んだのがこの10色でした」と真田さん。頭の中でおおまかな設計図を描き、実際に壁に向かうときは次の一手をどうするか考えつつも、言語化できない感情の中で制作を進めていくそう。時にダイナミックに、時に繊細にさまざまな色が塗り重ねられる筆先を見ているだけでその魅力に吸い込まれ、時が経つのも忘れてしまいそうです。

 

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絵画とじっくり向き合う真田さん。無言でも心の中で対話しているかのよう

 

画像馬の毛でつくられた絵筆で描く様子


食事を楽しみながら鑑賞できるのも嬉しいポイント。この日は東京都美術館で8月29日(木)まで開催されている『デ・キリコ展』とコラボしたスペシャルメニュー4,200円(税込 ※前菜、魚、肉、デザート含む)をいただきました。「上野は美術館も藝大もあるアートの街です。これから羽ばたいていく若いアーティストの皆さんの活躍のきっかけの一つになればと始めた企画なので、今後も続けていきたいですね」と、副支配人・ソムリエの桶谷行雲さん。

 

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「ローストビーフ・彩野菜・レフォールソース《形而上的なミューズたち》」

 

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デザートの「球体とチュロス《球体とビスケットのある形而上的室内》


最終日の6月20日(木)にはどんな作品が完成するのかとても楽しみです。この機会にぜひブラッスリーレカンでライブペインティングと食事を堪能してみてはいかがでしょうか。

 

ブラッスリーレカン
住所 東京都台東区上野7-1-1 アトレ上野レトロ館1F 1020
営業時間 レストラン 11:00~20:00(L.O.)Bar 20:00~22:30(L.O.21:30)
定休日 アトレ上野に準ずる
ライブペインティング今後の予定  6月10日(月)・15日(土)・19日(水)・20日(木)
※ 17~20時の営業中に実施いたします
https://lecringinza.co.jp/brasserie/event-jp/sanada_202406/ (外部サイトへリンクします)

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