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2024.04.22【CONFECT-CONCEPT】季節を取り入れた華やかなケーキに心が踊る

入口を入ると、目の前に色とりどりのケーキがずらり。CONFECT-CONCEPTは、元浅草に看板を掲げるパティスリーです。ひときわ目を引くのは、フルーツを主役にした季節感あふれるラインナップ。時季によって使われるフルーツが変化し、新しい季節の到来を知らせてくれます。

 

画像取材時(4月上旬)はイチゴのケーキがたくさん。夏に向けて柑橘が増える予定

 

冬から春にかけて登場したのはイチゴ。取材時、ショーケースには「苺のショートケーキ」をはじめ、さまざまなイチゴのケーキが並んでいました。同じようにイチゴを主役にしながら、それぞれ個性が分かれているのがおもしろい。イチゴを丸のままタルト台に並べた「タルトレット・オ・フレーズ」、イチゴのクリームやコンポートをシュー生地に詰め込んだパフェのようなシュークリーム「シュー・パルフェ・フレーズ」など、独自のアイデアが光ります。


画像「フレジエ」700円(税込)。表面の緑はピスタチオで、ほのかにナッツの香りがふわり

 

「フレジエ」は、バタークリームに潜ませたジューシーなイチゴがポイント。コクのある甘みのバタークリームにイチゴの香りが染み込み、ほんのり酸味が漂います。華やかな味わいを際立てるのは、香ばしいアーモンド生地。異なる味が複雑に、かつ絶妙なバランスで絡み合い、うっとりさせられます。


画像「季節のタルト」670円(税込)は、CONFECT-CONCEPTが特に力を入れている商品の一つ

 

タルトもフルーツが盛りだくさんで、こちらはほぼ日替わり。「今日は何のタルトかな?」と楽しみにして訪れるリピーターも多いそうです。

「夏蜜柑のタルト」は、酸味の強い夏ミカンを活かした一品。ふわふわのガナッシュに口溶けのよいメレンゲを被せ、そのどちらにも夏ミカンを使っています。全体的にしっかり甘みがありつつ、きりっとした酸味のおかげで爽やかな後味に。「常連さんが、実家で採れた夏ミカンをたくさんお裾分けしてくれたんです」とオーナーシェフの遠藤淳史さんは話します。


画像「夏蜜柑のタルト」700円(税込)。夏蜜柑の果汁を染み込ませた生地はしっとりした食感

 

本場フランスで修業していたという遠藤さん。斬新なアイデアも決して奇をてらったわけではなく、「フランス菓子の伝統を重んじたうえで作っています」。いくつもの素材を組み合わせることで複雑な味わいを表現したケーキ。それでいて素材一つひとつの魅力も伝わってくる、素直においしいと思える親しみやすさも持ち合わせています。


画像「サヴァラン」630円(税込)。高級ラム酒たっぷりの大人のケーキ

 

通年商品の「サヴァラン」はフランスの伝統的な焼き菓子。CONFECT-CONCEPTでは、高級レストランで食後酒としても飲まれているラム酒「ディロン」を使用しています。ブリオッシュ生地にたっぷり染み込ませたお酒が、口の中いっぱいにじゅわ?っと広がる。アルコール度数は高いですが、後味は意外なほど軽く、食べ終わってからもしばらくいい香りが続きます。


画像
ちょっとしたプレゼントに最適な「焼菓子詰め合わせ4個入り」1500円(税込)

 

クッキーやフィナンシェ、チョコレートを使ったお菓子など、焼き菓子もバラエティ豊富。こちらは日持ちがするので、贈り物にぴったりです。しっとりしたチョコレート生地にしゃりっとした歯触りの糖衣をかけた伝統菓子「ナンシープティ」、オランダのエダムチーズを練り込んだ「サブレエダム」など、相手の顔を想像しながら組み合わせを考えるのも楽しい。ギフトボックスは3個入り、4個入り、10個入り、18個入りまであり、用途に合わせて選べます。


画像売り場から、職人が腕を振るう姿をガラス越しに覗くことができます

 

その時季にしか味わえない、ここにしかないケーキが揃うCONFECT-CONCEPT。訪れるたびに、お気に入りが増えてしまうかもしれません。どれにしようか迷うのもこの店を訪れる醍醐味。なかなか決められない時は、スタッフに気軽に相談してみてください。


画像手作りパンも評判。ラインナップはその時々によって変わります

 

 

CONFECT-CONCEPT
住所 東京都台東区元浅草2-1-16 シエルエスト1F
TEL 03-5811-1621
営業時間 10:30?18:30
定休日 月曜
https://confect-concept.square.site/(外部サイトへリンクします)

 

 

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