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2020.01.28【喫茶トリコロール】デパートの喫茶室で楽しむ、濃厚卵の硬いプリン!

卵たっぷりでカラメルがほろ苦い"硬めのプリン"。この頃、昔ながらの味と食感を求めて、カフェや喫茶店をめぐる人も多いとか。実は上野にも、そんな"硬めのプリン"で有名なお店があります。
松坂屋上野店4階の「喫茶トリコロール」は、カフェの老舗・銀座トリコロールの流れをくむ正統派喫茶店。研究を重ねて生み出されたメニューの数々は、「何を食べても美味しい」と評判です。

 

中でも「手作りプリン」は、店内で一つひとつ作り上げる「喫茶トリコロール」だけのオリジナル。台座つきのガラスの器と、しっかり絞ったホイップに懐かしさをおぼえる、見た目も端正なプリンです。
スプーンを入れた瞬間に感じる強い手応えに、期待もふくらみます。

 

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よけいなものを加えず、濃厚な卵のコクが楽しめる「手作りプリン」704円(税込)

 

口に入れると、使われている卵自体の味が濃いことがはっきりとわかる、豊かな味わいです。
気泡のないみっしりとした食感はとてもなめらか。ホイップクリームも驚くほど濃厚ですが、甘さは控えめ。ミルクの美味しさがぎゅっとつまっています。
また、カラメルのほろ苦さが、全体の味を引き締め、飽きることなく最後まで美味しくいただけます。

 

 

 

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弾力を保ちつつ、なめらかな食感を出すには、牛乳の温度を高めにして手早く仕込むのがポイントだそう

 

プリンに使われている「地養卵」は、昔ながらの自然の飼料だけを与えた鶏から生まれた卵のこと。黄身はきれいなオレンジ色だそう。
「毎日のように卵を割ってプリンを仕込んでいるんですが、臭みを感じたことがないんです」と店長の山口さん。低めの温度で蒸し焼きにしたプリンは、冷蔵庫でひと晩寝かせることで、真ん中までしっかり硬く仕上がります。

 

 

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店内のコンセプトは「昭和中期」。夕方以降は仕事帰りの女性も多く訪れる

 

土日は特に「手作りプリン」や「プリンアラモード」が人気で、午後4時頃までに売り切れることも。

 

赤い革のベンチシートが並ぶ店内は、こぢんまりとしていてどこか穴場感が漂います。
昭和生まれの方は「子どもの頃に連れて行ってもらったデパートの喫茶室」の雰囲気を思い出すかもしれません。

 

 

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「アンティークブレンド珈琲」(704円 税込)は、さわやかな酸味と甘み、苦味のバランスがとれた、昔ながらの喫茶店の味。「手作りプリン」とセットで1,089円(税込)とお得

 

平日は買い物途中や美術館帰りの比較的年配の客が多く、何時間も滞在する人も。
「ゆったりと過ごしているお客さまを見ると、私たちも落ち着いた接客を心がけようと思います。お客さまとの会話から学ぶことも多いですね」と山口さんは話します。
駅前の喧騒を逃れて、静かに疲れを癒すのにうってつけの喫茶店です。

 

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ホットケーキやナポリタン、アップルパイなど、純喫茶らしいメニューが充実

 

喫茶トリコロール
住所 東京都台東区上野3-29-5 松坂屋上野店 本館4階
TEL 03-5817-8138 営業時間 10:00~20:00(L.O.19:30)
定休日 松坂屋上野店に準ずる
http://www.tricolore.co.jp/kissa_trico/(外部サイトにリンクします)

 

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