上野といえば、やっぱり上野動物園のパンダ。愛くるしい姿が日々来園者を和ませてくれます。
今回のおすすめは、そんな上野きってのアイドルをモチーフにしたメニュー。大人のほろ苦さとミルクのコクや甘みを併せ持つCafe NIKIの「パンダカプチーノ」です。

「パンダカプチーノ」600円（税込）のパウダーは、ココアとシナモンから選べます（写真はココア）

Cafe NIKIは、アメ横の顔とも言える人気店の一つ、二木の菓子の系列店。二木の菓子ビック館の地下にあります。
たくさんの買い物客や観光客でにぎわい、一年中お祭りのような空気が漂うアメ横とは打って変わって、店内は落ち着いた雰囲気。歩き疲れた体を癒すのに、ぴったりの空間です。

平日、休日問わず多くの人が訪れるアメ横。その中でもCafe NIKIは穴場と言えます

注文した「パンダカプチーノ」がテーブルに届くと、カップに浮かんだパンダの笑顔にほっこり。あまりのかわいさに飲むのがもったいないような気もしますが、コーヒーの苦み、ミルクのコクや甘みのバランスがちょうどよく、後味がすっきりしています。

パンダをきれいに描くには、乳脂肪分が3.6以上のミルクを使い、きめ細かく泡立てることが必要だとか。おかげで舌触りもよく、ふわりとした優しい飲み口です。

店内にはパンダコーナーも。メニューが運ばれてくるのを待つ間、眺めているのも楽しい

ちなみに、二木の菓子の系列店にはNIKI BAKERYというパン屋もあります。Cafe NIKIのホットサンドには、その駒込店から仕入れた手作り食パンが使われているそうです。

こんがり焼けた耳はいつまでもカリッと香ばしく、中はふっくら。一見シンプルですが、こちらもファンの多い一品となっています。

ホットサンドの「ハムチーズサンド」はヨーグルト付き650円（税込）。11：30～15：30は、850円（税込）で飲み物（コーヒー、紅茶、カフェオレ、ミルクのいずれか）とセットでの注文も可

席と席の間が広く、ゆとりのある雰囲気。例え両手がいっぱいになるほど買い物をした後でも、安心して利用することができます。

大人味のほろ苦い「パンダカプチーノ」が、歩き疲れた体をほぐしてくれる。そんなひとときをお過ごしください。

前回の東京オリンピックが開催された1964年、前身となる喫茶 宮殿が創業。2008年にCafe NIKIとしてリニューアルしました

Cafe NIKI
住所　東京都台東区上野4-6-1　B1階
TEL　03-3832-0096
営業時間　10：30～18：30（ラストオーダーは18：15）
定休日　無休