TOPICS
注目記事
上野案内所でひときわ目を引く色とりどりの紙雑貨。
表面に特殊印刷加工技術で凹凸をつけ、麻の葉、七宝、青海波といった日本の伝統文様を印刷しています。この紙、その名も「印傳のような紙」は、今回ご紹介するplus Orangeのオリジナル製品。
これを使ったブックカバーや御朱印帳、メガネケースなど、実用性を伴うラインナップが人気を呼んでいます。
「印傳のような紙のブックカバー」文庫サイズ540円(税込)。
ハードカバーに使えるフリーサイズは756円(税込)
plus Orangeは、印刷業、写植業をなりわいとする小さな印刷会社が母体。元々は企業のカタログや名刺、ノベルティグッズを中心に手がけてきました。印刷部分が山型に盛り上がるバーコ印刷が得意で、この技術を生かして「印傳のような紙」を生み出したのが約8年前。それまで、主な取引先は企業でしたが、「紙の魅力を消費者のみなさまに直接伝えたい」と紙雑貨のブランドをスタートさせました。
触るとでこぼこした手触り。日本の印刷会社でバーコ印刷ができるところは数少ないそうです
印傳とは、鹿革に漆で模様付けする日本の伝統工芸です。
表面をなでると、模様の部分がぷくっと盛り上がっているのがわかります。
「印傳のような紙」は、本物の印傳に似たインパクトがありつつ、紙だからこそ折り曲げたり、裁断して貼り付けるなどの加工がしやすく、幅広い製品に応用が可能。
現代的なポップなカラーリングも、色の選択肢が多い紙ならではです。
持ち歩くだけで運気が上昇しそうな、華やかな御朱印帳。光沢のある極シリーズ1,944円(税込)
上野案内所では、他にもノート、折り紙、御朱印帳、折り畳み式のメガネケースなど、さまざまな製品を取り扱っています。
日本の伝統文様には、吉祥文様や縁起柄のようなおめでたい意味合いを含むものがあり、プレゼントにぴったりです。plus Orangeのブックカバーを借りた本にかけて返すのもおすすめ。相手の顔を思い浮かべながら、その人のイメージに合う色や柄を選ぶひとときは、とても素敵な時間です。
折りたたみ式メガネケース1,944円(税込)。
内側はフェルト調に仕上げてあり、アクセサリー入れにも使えます
使わない時には折りたたんでしまっておけるので、携帯に便利
ものづくりの魅力に触れられる施設、2k540 AKI-OKA ARTISAN。さまざまなジャンルのクラフトショップが軒を連ねる中に、plus Orangeの店舗があります。
上野案内所からもほど近いので、お越しの際は足を伸ばしてみてはいかがでしょうか。
2k540 AKI-OKA ARTISAN店では、「印傳のような紙」を使って小物を作るワークショップを開催。詳細は公式サイトに随時アップされるので、ぜひチェックしてみてください。
2k540 AKI-OKA ARTISAN店では、製本体験も可能。好きなデザインの「印傳のような紙」を表紙に選び、リングノートを作ることができます
【上野案内所 お取扱店】
plus Orange 2k540店
住所 東京都台東区上野5-9 2k540 AKI-OKA ARTISAN
TEL 03-5826-8444
営業時間 11:00~19:00
定休日 水曜
http://www.plus-orange.com/(外部サイトへリンクします)