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古民家をリノベーションしたカフェやホテルが人気の谷中に、またもや注目スポットが登場しました。asatteのジェラートは、住宅地のなかにあるジェラート屋さん。定期的に地域の人々が集まるイベントも開催されています。
asatteのジェラート
日暮里駅からも千駄木駅からも中間に地点に位置するasatteのジェラートは、閑静な住宅街のなかにある、2022年2月に誕生した複合施設。築50年の平屋を改装して作られた施設で、谷中で人気のHAGISOやTAYORIを手掛ける「HAGISO STUDIO」が運営しています。
エントランス
施設には多目的キッチンスペースの「asatteの台所」や、コーヒースタンドやPOP UPショップが臨時で出店する「asatteの裏庭」、そしてジェラートショップ「asatteのジェラート」があり、イベントも定期的に開催しているそう。
asatteのコンセプトは「明日の一歩先について考えること」。このコンセプトには明日ではなく、少し未来の「あさって」を具体的に思い描くことで、自分だけでなく、自分たちを取り巻く周辺の少し未来のことを考えてこうという願いが込められています。
店内のカウンター。ジェラートはお持ち帰り用も(税込325円~)も用意されています
店内に掲げられている問いかけ。奥はジェラートも作られている「asatteの台所」
asatteのジェラートは、全国の生産者から取り寄せた野菜や果物をふんだんに使ったもの。空気をたっぷり含んだできたてのジェラートはシルクのようななめらかな食感。定番フレーバーと季節限定のフレーバーをそれぞれ3~4種類用意しています。オープンから日が浅いものの、すでに毎日通い詰める常連さんもいるのだとか。
3種類のジェラート 500円(税込)。リーズナブルな価格もうれしい
こちらは季節限定のフレーバー、マンゴーとブラッドオレンジ、そして台湾パインの3種。ねっとりとしたマンゴー、すっきりとした甘みのブラッドオレンジ、そして爽やかなパインは、それぞれ甘みと酸味が絶妙。一種類ずつ食べても、一緒に食べても、どちらも最高です。
季節のフレーバーと、定番フレーバーをならべて。定番フレーバーの器はイートイン専用
定番フレーバーのなかで人気の3種。フレッシュミルクとピスタチオ、そして黒ごまジンジャーです。フレッシュミルクは甘い香りがたっぷり、ピスタチオやはナッツの香りが香ばしく力強い風合い、そして黒ごまジンジャーはごまと生姜の香りが絡み合い、ふくよかな味わいです。
「asatteの裏庭」は毎月のイベント会場にもなる場所
購入したジェラートは建物裏手の「asatteの裏庭」で食べることができます。イートインのみ選べる陶器のカップは徳島の窯元とコラボレーションして作った特別なもの。ジェラートもたっぷり盛り付けてもらえ、なおかつゴミが発生しないのでいい事づくし。
そして、asatteでは毎月"asatteの日"という、もう一歩先の未来を考えるイベントを実施しています。この日限定のジェラートや、特別に作ったふりかけの販売、地域に暮らす人の着なくなったTシャツを活用して作家さんが作った新しいTシャツ、運営する飲食店で注文しすぎてしまった商品や消耗品の販売など、その内容はさまざま。詳しい日付や内容はWebでお知らせするそうです。
谷中から始まる、あたらしいチャレンジ、そしておいしいジェラート。ぜひ一度足を運んで、体験してみてください!
asatteのジェラート
住所 東京都台東区谷中3-10-14
TEL 03-5834-2446
営業時間
月・火・木・金 12:00~19:00
土・日・祝 11:00~19:00
定休日 水
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