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子どもの頃に、色鮮やかな世界が広がる万華鏡で遊んだ記憶がある方も多いのではないでしょうか。秋葉原駅から御徒町駅の間の高架下にある商業施設2k540にある「創心万華鏡」では、西洋発祥の万華鏡に日本の伝統工芸や加工技術を組み合わせた、美しい万華鏡が揃っています。万華鏡の中に使う素材も、鉱物やジュエリーパーツを使うなど独創的。訪日観光客のお土産や、冠婚葬祭のギフトにと、国境を越えて老若男女に喜ばれているそうです。
今回は、そこで人気の万華鏡を紹介します。
「Shinobazu」24,000円 ※写真は金の漆台座付き33,000円(いずれも税込)
上野の不忍池で青々と生い茂る蓮の葉と、そこに咲く大輪の蓮の花をイメージして作られたという「Shinobazu」。
回すたびに違った表情を見せてくれる万華鏡
木目調の美しい万華鏡を覗くと、息をのむほど美しい景色が広がっていました。絵画の世界に紛れ込んだような、幻想的な世界。不忍池の蓮の葉を思わせるグリーンの背景に、蓮の花のピンクの花が咲き乱れます創心万華鏡には、鉱物やカットガラス、ジュエリーパーツが入っているのだそう。
他にも蛍やアジサイをイメージした万華鏡など、夏の景色を想起させるたくさんありました。
店長の豊田さんが手作業で一つずつ中身を入れていきます
万華鏡の中に入れている鏡の角度や、合わせる鏡の枚数によって、同じ素材を使っても全く異なる景色になる。それを頭の中で想像して、素材と鏡の合わせ方を考えて作るのだそう。
同じパーツを使ったもので、鏡の部分だけを変えたものを見せてもらったのですが、大輪が咲くように見えるもの、小花が咲いたようなものなど、印象が全く異なりました。
創心万華鏡では、日本の四季の風景をイメージして作品を作っています。
「Signatureの万華鏡シリーズ(桜)」22,000円(税込)
ピンク色の鉱物などを入れた、桜をイメージした万華鏡。筒には桜の木を使用していて、覗くと桜の花びらが咲き乱れるよう。
「Signatureの万華鏡シリーズ(雪)」22,000円(税込)
「Signatureの万華鏡シリーズ(雪)」は、雪の結晶のような風景
「Signatureの万華鏡シリーズ(星)」22,000円(税込)
青系の鉱物などが入っていて、満点の星空のような景色が広がっています
星、モミザ、ラベンダーなどをイメージした万華鏡もありました
オイルの中に鉱物などを浸し入れた万華鏡は、風景が変わるときの動きもゆったり滑らか。覗いているときの没入感があり、ずと眺めていても飽きません。大切な人が好きな花や景色を選んで、贈り物にされる方も多いそう。
「印傳の万華鏡(漆塗)」19,800円(税込)
「漆の万華鏡」黒×銀・赤×白 77,000円(税込)
鹿革に漆で模様付けする印傳を筒に使用したものや、漆で作られたものなど、日本の伝統工芸とのコラボ商品はすべて一点物。佇まいそのものにも美も追及する作り手のこだわりが、作品の一つひとつから伝わってきます。
一方、日常の景色を覗いて楽しむテレイドスコープもありました。
「パンダminiテレイドスコープ」2,200円(税込)
置物としてもかわいらしいパンダ型のテレイドスコープ。帽子を外すと頭の部分がガラス玉になっています。
お尻の下の穴から覗くと、頭のガラス玉に映った景色が広がっています
未就学児でも参加できるワークショップ1,400円(税込)
万華鏡の中身がどうなっているかを、仕組みからじっくり学ぶことができるワークショップは、未就学児向けと小学生向けの2種類があります。特に小学生向けは、外筒から中身まですべてを手作りするため、夏休みの自由研究として大人気。
筒の片方がケースのようになっているので、そこにキラキラ輝くパーツを入れれば、10分ほどでオリジナルの万華鏡が完成。
遊びながら理科の知識を深めることができ、芸術性も磨かれるということで、万華鏡作りはとてもいい学習教材になるのだそう。
縁日の屋台にあるようなカラフルなパーツが揃っています
万華鏡の中は三角形をした合わせ鏡になっています
小学生向けのワークショップ4,400円(税込)※要予約
万華鏡の中身ってこうなっているんだ、ということが作ってみるとわかるのでとても面白いですよ。
また、万華鏡にはテーマの数だけ背景のストーリーがあります。お店では、そういったものづくり秘話をじっくり聞きながら選ぶことができるので、ぜひ一度お店に足を運んでみてくださいね。
創心万華鏡
住所 東京都台東区上野5-9-10
TEL 03-6803-2003
営業時間 11:00~19:00 ※土曜日は、イベント・ワークショップ・アートクラスのみ営業
定休日 水曜
https://soshinkaleidoscopes.co.jp/(外部サイトへリンクします)