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2018.10.01上野で愛され続ける行列の絶えない和菓子店

大正時代から続く老舗の和菓子店「うさぎや」。お客様が次々とお店を訪れ、客足が途絶えることがありません。今回は古くから上野の街で愛され続ける、うさぎやで人気の和菓子をご紹介します。

 

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庇の上にちょこんと佇むうさぎのオブジェが愛くるしい

 

「うさぎや」という可愛らしい名前の店名は、初代創業者である谷口喜作さんが卯年生まれだったことから。創業当初は木造平屋の店構えだったそうですが、今は立派なビルの中にお店を構えています。
四代目店主の谷口拓也さんが、3年前に本店からほど近い場所にうさぎやCAFEをオープンし、新しいうさぎやのあんこの食べ方を提案するなど、斬新な発想で次々と面白いメニューを開発されています。

 

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モチモチ食感の皮にたっぷりの粒餡が入った絶品のどらやき205円(税込)

 

うさぎや名物といえば、どらやき。一口食べて驚くのが皮の食感です。パンケーキかと思うほど、しっとりモチモチしていて、その後にふんわりと口いっぱいに広がる甘い粒餡との相性も抜群!
この美味しさの秘密は原材料にとことんこだわっているから。餡は十勝産の小豆を使った粒餡で、皮の中にレンゲの蜂蜜を入れているため、くどくない自然な甘さなのです。どらやきは売り切れになることがあるので、16時以降にご来店の場合は予約をしてご購入を。

 

 

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創業者のかき判が印されている喜作最中。漉し餡たっぷりなので小ぶりでも食べ応えがあります

 

そして、見た目はシンプルながらも上品な味わいの喜作最中は、ぜひ食べてもらいたいお菓子。初代店主の名を冠するとおり、創業当初から販売を続けている逸品です。
うさぎ型の焦がしの皮に、密漬けした大納言を少し加えた漉し餡がはさんであり、サクッとした皮の食感と餡の甘さがベストマッチ。日本茶に良く合いそうです。

 

 

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女性ならば誰でもときめいてしまう、うさぎまんじゅう185円(税込)

 

食べるのが勿体ないぐらい可愛いうさぎまんじゅうは、お土産としても大人気。中にはあっさりした漉し餡、皮には香り豊かな大和芋が入っています。
他にも、「どら餡ソフトau lait」400円(税込)をいただきました。北海道から取り寄せている濃厚な味の牛乳を使ったソフトクリームに、どらやきで使われる粒餡が練り込んであるというのが斬新なスイーツ! 粘り気のある餡がソフトクリームによく絡み、ジェラートにも似た食感です。
世の中に抹茶ソフトがあるのに、なぜ餡子のソフトが今までなかったのだろうと思うほど、とても美味しい一品。ここでしか食べられないという特別感もその美味しさを引き立てます。1年中販売しているそうなので、ぜひうさぎやに行かれる際は食べてみてくださいね。

 

 

うさぎや 
住所 東京都台東区上野1-10-10
TEL  03-3831-6195
営業時間 9:00~18:00
定休日 水曜
http://www.ueno-usagiya.jp/(外部サイトへリンクします)

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