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2018.06.04アートな気分に浸りながら老舗の味をかみしめる

【レストラン・ミューズ】
見どころ満載の上野は、美術館、博物館も充実しています。
さらに、老舗のレストラン、名店が多く、グルメスポットも目白押し!
「まずはあそこに行って、それからあのレストランで食事をして……」と、お散歩ルートを考えるのも楽しいですよね。
実は、アートとグルメをまとめて堪能できるのが、東京都美術館なのです。

 

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館内に評判のレストランがあります(入館無料。観覧料は展覧会により異なります)

 

美術館に併設されたレストラン・ミューズは、西洋料理の草分けとされる上野精養軒が展開。
よりカジュアルな雰囲気で、本店でもおなじみのハヤシライスはもちろん、オムライス、ナポリタンなど、東京オリンピックが開催された昭和39年に人気だった洋食を味わうことができます。
なかでも、店名を冠したミューズランチは、自慢のポークソテーがメインでいただけます。
奇をてらわない王道のおいしさで、頬張ると、当時の上野にタイムスリップした気分になれます♪

 

 

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ミューズランチ1,500円。パンはライスにも変更できます

 

材料となる豚肉は、1本約7kgもあるブロック肉を仕入れ、シェフ自ら下処理。
余分な部分を取り除いたら、旨みを醸すために一晩寝かせるそうです。
かみしめると、いかにも肉らしくギュッと弾力があり、なおかつ歯切れもいい◎
この食感は、鮮度のいい肉を使っている証拠です。

 

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ポークソテーには、甘辛いハニーマスタードソースを

 

一方、美術館のレストランならではの特長が、特別展の会期中のみ登場するコラボメニュー!
毎回、特別展が決まると、学芸員による説明会が開かれ、シェフは展示テーマや作家の生涯、一つの作品など、様々なポイントからインスピレーションを受け、2?3ヶ月かけてレシピを練るそうです。
ちなみに現在、「プーシキン美術館展??旅するフランス風景画」が開催中。
レストランでは、プーシキン美術館がロシアにあることから、お米を入れたロシア風ロールキャベツと、ウハーと呼ばれる魚のスープを用意しています。
なお、ウハーは野菜やスパイスを使ったオリジナルのアレンジで提供。
ここでしか、そして会期中にしか出合えない一品を、ぜひ味わって下さい!

 

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プーシキン美術館展??旅するフランス風景画 コラボメニューは2,160円(?2018/7/8まで)

 

展示を観た後、ゆっくりランチを楽しみながら、感動を反芻するひととき。
あるいは、ランチを食べて腹ごしらえし、気持ちを盛り上げてから、作品を鑑賞するのもよし。
その日の予定に合わせて、アートとグルメをたっぷりお楽しみください♪

 

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洋食はもちろん、丼ものやそばなど、和食も充実。窓からは上野の森が見えます

 

レストラン・ミューズ
住所 東京都台東区上野公園8-36 東京都美術館内 2F
TEL 03-5832-5551
営業時間 11:00?17:30(L.O.17:00、ランチは?15:00)
定休日 美術館の定休日に準ずる
http://www.seiyoken.co.jp/restaurant/tobikan/muse.html

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