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こんにちは。岩倉高校放送部の下野です。今回は、地元上野で行われている「したまちフードフェスin たいとう 2015」をレポートします。
今回、「したまちフードフェス in たいとう 2015」の実行委員長である桜井さんにお話を伺うことができました。
下町の食をテーマにした地域活性イベントである通称「したどんフェス」。
このイベントの狙いや将来の姿について取材しました。
【写真 取材を終えて桜井さんと記念撮影】
<質問> 荷口
したまちフードフェスを始めたきっかけは何ですか?
<返答> 桜井氏
4つの青年会で台東区をもっと知ってもらってこの街を盛り上げていくことができないかという話があり、フードフェスティバルを始めることにしました。その中で親しみやすい「どんぶり」がいいということになり、TD-1グランプリという名前でスタートすることにしました。
<質問> 下野
昨年、もち豚カルビ丼が優勝した理由はどこにあったと思われますか?
<返答> 桜井氏
とにかくどんぶり専門店としての積極性があったと思います。さらに当然のことながらおいしさ、来店客数、お店の熱意があったからでしょう。
【写真 どんな質問にも熱心に答える桜井さん】
<質問> 長壁
このイベントをより多くの人に知ってもらうためにどのような工夫をされていますか?
<返答> 桜井氏
わかりやすいパンフレットをまず作っています。それを、めぐりんバス、区役所、色々なお店に置いてもらっています。さらに上野駅や雷門前などでビラ配りもしています。
関わる多くの人たちの頑張りによって、イベントの認知が広がっています。
<質問> 下野
将来的にこのフェスティバルをどのようなイベントにしていきたいですか?
<返答> 桜井氏
今年で4回目ですが、少しずつお店も増え77店の参加となりました。“したどん”という言葉も認知されてきたので、台東区といえば「どんぶり」と呼ばれるようになりたいですね。さらに1ヵ所に集まってこのイベントができるとさらにいいなぁと思っています。
【写真 次の構想を語る桜井さん】
<質問> 荷口
参加者にはいっぱい特典があると聞いたのですが。
<返答> 桜井氏
台東区に関わりのある企業の方々にお声掛けさせていただいています。この街は、人と人とのつながりがとても深いんですね。地元を盛り上げようという気持ちの方が多いので、多くの企業様が協力してくれています。とてもありがたいことだと思っています。
<質問> 荷口
このイベントのねらいは何ですか?
<返答> 桜井氏
まずはとにかく、このパンフレットを見て楽しみながらどんぶりを食べてもらいたいです。さらに同時に観光もしてもらって、台東区という街の楽しさを発見してもらえると嬉しいです。
【写真 「街のために」の熱意がヒシヒシと感じました】
地域に密着したイベントといえる「したどんフェス」。
様々な特典を見ても、色々な方々の協力があって成立している様子がうかがえます。
単なるグルメイベントとは異なり台東区を盛り上げていこうという意気込みを強く感じます。
~感想~
<下野>
桜井さんの地元の企業と協力して、“したどん”を広めたいという意気込みが取材していてとても強く伝わってきました。ひとつのイベントを通じて、人と人とのつながりがより強くなっていくような気がして、とても興味深かったです。協力していただいたみなさんありがとうございました。
<荷口>
今回は、2回目の取材でした。前回成功したので安心していましたが、いざ始めると緊張してしまって事前の内容がすっぽり抜けてしまいました。そんな僕を桜井さんは温かく迎えていただき、色々なお話を聞くことができました。取材が楽しく感じてきました。
<長壁>
今回、初めての取材ということで緊張していましたが、先輩方のおかげでリラックスして臨めました。これからどんどん取材に出かけたいです。
【写真 最後は美味しいどんぶりを食べて取材は終了】