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東京都恩賜上野動物園のシャオシャオとレイレイは、えさとしてモウソウチク、シノダケ、マダケなどのタケを中心に与えられており、副食であるパンダ団子、ニンジン、リンゴもそれぞれ必要に応じて与えられています。
気温が高い日が続いているので、2頭とも主に冷房の効いた室内で管理されています。採食、行動については特に異常はなく良好です。
シャオシャオ 2025年7月17日(1485日齢) 99.2kg(30日前より-1.1kg)
シャオシャオ(撮影日:2025年7月22日)
公益財団法人 東京動物園協会提供
シャオシャオの健康状態は良好です。2023年7月16日からハズバンダリートレーニング(※)をおこなっています。訓練を積み重ねることによって、パンダにとって少ないストレスで安全に体を触りながらの健康管理ができるようになります。リーリーとシンシンの検疫開始に伴い一時的にトレーニングを中止していましたが、中国に返還されたため、2024年10月25日にトレーニングを再開しました。現在は、先月に引き続き、口を開けた状態で維持する(マウスオープン)トレーニング中です。
※ハズバンダリートレーニング
動物の健康な飼育と人間の安全な作業を目的として、動物に自発的な行動をとらせるための訓練
レイレイ 2025年7月17日(1485日齢)92.9kg(30日前より-4.7kg)

レイレイ(撮影日:2025年7月22日)
公益財団法人 東京動物園協会提供
レイレイの健康状態は良好です。シャオシャオと同様に順調に成長しているそうです。
レイレイは2023年7月21日からハズバンダリートレーニングをおこなっています。シャオシャオと同じく、リーリーとシンシンの検疫開始に伴い一時的にトレーニングを中止していましたが、2024年10月26日にトレーニングを再開しました。現在は、先月に引き続き、仰向けの姿勢で維持できるようにするためのトレーニング中だそうです。
ジャイアントパンダの様子(撮影日:2025年7月22日)
公益財団法人 東京動物園協会提供