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2025.03.25【蔦重ゆかりの地 循環バス】でめぐる浅草~吉原名所の旅

大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」(NHK)が放送開始となって早数か月。

台東区の浅草や吉原(現在の千束)が物語の舞台になっていることもあり、べらぼう 江戸たいとう 大河ドラマ館をはじめ、名所をめぐる循環バスが運行されるなど、ますます盛り上がりを見せています。

そこで今回は、循環バスのルートでめぐる「蔦重ゆかりの地」をご紹介します。

江戸中期の蔦重がいた時代に思いを馳せながら、台東区の名所をめぐってみましょう。

 

■循環バス ルート図

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循環バスについての詳細は「蔦重ゆかりの地 台東区」 「公式ホームページをご確認ください

蔦重ゆかりの地 循環バス|蔦重ゆかりの地 台東区

※「べらぼう 江戸たいとう 大河ドラマ館」の来館者専用の循環バスとなりますのでご注意ください

※ご乗車の際は「べらぼう 江戸たいとう 大河ドラマ館」の来館記念証の提示が必要です

 

■べらぼう 江戸たいとう 大河ドラマ館からスタート!

大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」(NHK)の魅力がたっぷり詰まった施設がこちら。ドラマの登場人物の衣装、小道具のほか、ここでしか見られない映像コンテンツなど、見どころ盛りだくさん! 大河ドラマファンや歴史ファンはもちろん、老若男女問わず楽しめます。

 

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エントランスから主人公の蔦重がお出迎え

 

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蔦重の活動拠点「蔦屋」の再現セットでぜひ記念撮影を!

 

べらぼう 江戸たいとう 大河ドラマ館

住所 東京都台東区花川戸2-6-5台東区民会館9階
期間 ~2026年1月12日(月・祝)
時間 9:00~17:00(最終入館時間は16:30)
休館日 毎月第2月曜(第2曜が祝日の場合は翌日)、年末年始等

主催 台東区大河ドラマ「べらぼう」活用推進協議会

https://www.taito-tsutaju.jp/features/exhibition

 

■正法寺~平賀源内墓所

大河ドラマ館を満喫したら、早速バスに乗りましょう!

まずは正法寺へ。蔦重の菩提寺である正法寺には、復刻された蔦屋家の墓碑と重三郎母子顕彰碑が建てられています。 正法寺をお参りしたあとは、蔦重と交流のあった平賀源内の墓所にもぜひ立ち寄って。多彩な才能の持ち主だった平賀源内は小伝馬町の牢内で獄死、曹洞宗・総泉寺に葬られましたが、総泉寺が関東大震災で焼失して板橋区に移転したため、現在は墓所だけが残されています。

 

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平賀源内墓所(台東区橋場2-22-2)

 

■見返り柳~吉原大門

いよいよ大河ドラマの実際の舞台になっている当時の吉原へ。かつてこの場所には遊郭がありました。蔦重が生まれたのもこの場所です。吉原への出入口となる日本堤には柳の木が植えられており、「見返り柳」と呼ばれています。遊郭帰りの客が名残を惜しみつつ、この柳のあたりで振り返ったことからこの名がついたのだとか。柳はその後何度か植え替えられ、現在は「吉原大門」交差点付近に植えられています。

 

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千束にある見返り柳(台東区千束4-10-8)

 

かつて吉原遊郭の唯一の出入口であった「吉原大門」。女性が遊郭から出ないように厳しく監視され、番所が設けられていました。その跡地には現在、門の柱を模した「よし原大門」と書かれた街灯が建っています。

 

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吉原大門の跡地(台東区千束4-15付近)

 

■江戸新吉原耕書堂~吉原神社

吉原大門跡を南へ進んだところに期間限定でオープンした「江戸新吉原耕書堂」は、蔦屋重三郎が新吉原の大門前に開業した「耕書堂」を模した施設。吉原に特化した観光案内や、おみやげも販売中。また、夜間はシャッターに描かれた浮世絵がライトアップされるそうなので要チェック!

 

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青いのれんが目印の江戸新吉原耕書堂

 

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江戸新吉原耕書堂の店内では、耕書堂にまつわるさまざまなグッズを販売中

 

江戸新吉原耕書堂

場所 東京都台東区千束4-24-12
期間 ~2026年1月12日(月・祝)
時間 10:00~17:00
休館日 毎月第2月曜日(第2月曜日が祝日の場合は翌日)、年末年始等

https://www.city.taito.lg.jp/bunka_kanko/bunkasien/torikumi/taigadrama/kousyodou.html

 

吉原遊郭にはかつて、大河ドラマにも登場する「九郎助稲荷」を含む5つの稲荷社がお祀りされていました。これらが明治14年に合祀されて創建したのが「吉原神社」です。その後、近隣の吉原弁財天も合祀され、現在では計6つの神さまが祀られています。

 

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吉原神社(台東区千束3-20-2)

 

■浅草見番

江戸新吉原耕書堂から循環バスに乗り、浅草へ戻りましょう。

江戸時代、浅草寺の参拝客や、芝居町の歌舞伎を観にくる人々をもてなす茶屋でうまれた芸者が、唄や踊り、三味線などの伝統技芸を磨き、浅草花街は東京を代表する花柳界になりました。現在もその文化は受け継がれ、浅草見番で楽しむことができます。

 

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浅草見番では、現在も定期的に催事が行われている

 

浅草見番

住所  東京都台東区浅草3-33-5
電話 03-3874-3131
営業時間 10:00 ~21:00 

定休日/土曜、日曜、祭日

https://asakusakenban.com/

 

■上野案内所で「蔦重ゆかりの地 浮世絵ガシャポンⓇ」

循環バスの楽しい旅の最後は、少し足を延ばして上野案内所へ!

日本橋で発足した「耕書堂プロジェクト」のグッズ(メガネクロス、巾着、バッグ、金太郎飴などの蔦重関連グッズなど) を3月10日(月)から上野案内所でも販売中! そのほか、蔦重ゆかりの地 浮世絵ガシャポンⓇもありました!(上野地区では上野案内所のみ)。蔦重ゆかりの地をめぐった記念にぜひ挑戦してみてくださいね。

 

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上野案内所の「耕書堂プロジェクト」コーナー。デザイン性の高いグッズが豊富に揃う

 

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蔦重にゆかりのある絵師の作品がアクリルチャームに!

 

上野案内所

住所 東京都台東区上野3-29-5 松坂屋上野店2階
電話 050-1782-1000(代)

営業時間 10:00~19:00

定休日 1/1・2 ※松坂屋上野店に準ずる

https://uenoinfo.jp/

 

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