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「むすびの旗プロジェクト」とは...
大丸松坂屋百貨店と東京藝術大学が、芸術活動で東日本大震災の被災地を支援しようと2014年より始まったワークショップ。「むすびの旗」と名付けた大漁旗は、岩手県大船渡市立盛小学校から受け渡され、東京都台東区立谷中小学校のパワー加えて完成させます。
初開催から10年目を迎える今回は、東京藝術大学美術学部デザイン科教授の藤崎圭一教授、テクニカルインストラクターの丸山素直先生、同大学院生と学部生が谷中小学校を訪問。
まずは、盛小学校での制作風景から遠く離れた友達とご対面。
「顔も名前もわからない。けど繋がっている。」
子どもたちが思い思いに描き、離れた友達と心を通わせます。
今回のテーマは「花」。
藝大生のお姉さんお兄さんと共に試行錯誤...
自由な発想で個性豊かな「花」が生まれました。
インクをペタペタ。....さっきまでの「花」はどこへ?
シールを剥がすと現れました!
そして大船渡と谷中をつなぐ大漁旗が完成!
完成した旗は、3月11日 谷中小学校で掲揚されます。
東日本大震災から今年で13年。
今や小学生は全員、震災後に生まれています。当時を知らない子どもたちが増える中、地震・津波による災害の記憶をどう伝えていくかを考えなければなりません。
震災のことを考えるきっかけとして、大船渡と谷中をアートでつなぐこの素敵なプロジェクトが末永く続くことを願います。