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コーヒーのイメージを根底から覆す体験ができるのが、千駄木にある『ignis』のコーヒー。一体、どのような味わいのコーヒーなのか、実際に体験してみました。
寿司屋のカウンターテーブルだった場所にはコーヒーがずらり
どこかのラボを訪れたような白を基調としたスッキリした佇まいの店内。寿司屋の跡地だったお店の内観を生かして作られているため、カウンターは広々としてスタンディング形式でいただきます。
各フレーバーの説明書きに想像力が掻き立てられます
カウンターテーブルには、「ピーチーティー エルダーフラワー:金木犀や桃の甘い香り」「シナモン アップルパイ:スパイシーで複雑な味」といった、コーヒー豆のフレーバーの特徴が書かれた、店主お手製の説明書きが。それを読んでいるだけでもワクワクします。
豆の香りを嗅がせてもらうと、まるでアロマのようで驚きます。いずれもコーヒー豆の品評会で最終まで残るような高品質の豆ばかりを20種類ほど取り揃えています。
コーヒーは抹茶茶碗でいただきます
今回は「シナモン アップルパイ」を頼んでみました。コーヒーはすべて手押しの抽出器でゆっくりと押し出しながら淹れてくれます。
印象的だったのは、注いでくれたコーヒーが美しい琥珀色のような色味だったこと。コーヒーの種類によって赤味が強いものもあるなど、見た目も異なるのだそう。
口に含むと鼻を抜けるように口いっぱいにフルーティーなフレーバーが広がり、今まで飲んできたどのコーヒーとも違う深い味わいでした。
また、コーヒー特有の苦味や酸味などの雑味がなく、豆本来の新鮮な味がしたのにも驚きました。
飲み口が広い分、コーヒーの香りを存分に楽しめます
そしてコーヒーを淹れる器は、コーヒーカップではなく抹茶茶碗です。器の形状や色、手触りなどを五感で楽しみながら、じっくりコーヒーを召し上がってほしいという店主のこだわりによるもの。
また、抹茶茶碗の場合、両手で器を持っていただくのでスマホを見ながら飲むということがなくなります。コーヒーの味に集中して召し上がってもらいたいという思いも込められているのだそう。
美しい所作で丁寧に淹れられる様子を間近で見るのも一興
コーヒーミルやお店で飲むコーヒー豆は店内で販売しています
一点ずつ異なる味わいの抹茶茶碗も店内で購入できます
電気を使わないスタイリッシュなエスプレッソマシーンもあります
お家でも美味しいコーヒーが味わえるように、店内でもコーヒー豆やコーヒーミル、抹茶茶碗、エスプレッソマシーンなどを販売しています。インテリアのアクセントになるようなスタイリッシュなデザインのものが多いので、プレゼントとしても喜ばれそうです。
真っ白の扉と窓の瀟洒な外観のお店です
千駄木散策の合間に、豊かなフレーバーのコーヒーを五感で味わってみませんか。
ignis(イグニス)
住所 東京都文京区千駄木3-44-11
営業時間 平日8:30~18:00、土日祝11:00~18:00
定休日 不定休
Instagram https://www.instagram.com/igniscoffee/ (外部サイトへ移動します)