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2026.07.27

“楽しい”と“大変”は紙一重。名古屋の中心で“楽しい”を作る仕事

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“楽しい”と“大変”は紙一重。名古屋の中心で“楽しい”を作る仕事

みなさんは普段何をしているときに“楽しい”と感じますか?

音楽が好きな方ならライブに行くとき、本好きの方なら読書をするときなど、楽しいと感じる瞬間は人によってさまざまだと思います。

今回取材させていただいたのは、松坂屋で新規開発担当として勤務されている、伊藤 花観(いとう はなみ)さんです。

 

この記事では、さまざまな視点から、百貨店のコンテンツを考え、“楽しい”を作る伊藤さんのお仕事の魅力やその思いをご紹介します。

 

 

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こんにちは。南山大学の「Nene」です。

この企画では、愛知の学生が松坂屋名古屋店のアンバサダーとして広報に就任し、働く人々の声を通じて、学生ならではの視点で松坂屋の魅力を発信していきます。

 

 

ジャンルにとらわれない企画作り

 

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──新規開発担当とはどんなことをする部署ですか?

 

伊藤さん:既存のカテゴリーやアイテム、イベントに捉われず、さまざまな視点から百貨店のコンテンツを考え、実現する部署です。例えば、一週間の期間限定のショップや、南館1階オルガン広場での集客イベントの企画・構築・運営調整までをトータルで行っています。

 

──ショップやイベントなど本当に幅が広いのですね!伊藤さんがこれまで担当されてきた企画では、どのようなジャンルのものを扱いましたか?

 

伊藤さん:自分らしさを表現したイベントとしては、“陶器”のクラフトイベントや、“言葉”のイベントがあります。どちらも「陶器」「言葉」というテーマの上で、カフェやDJステージ、トークショーなどジャンルに囚われない企画を作り実践しました。

 

 

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──まったくタイプの違うイベントを担当されていたのですね!

学生からすると「陶器」というジャンルは少し大人で経済力のある人が嗜むイメージがありましたが、食事の提供があればイベントの賑わいに誘われて気軽に楽しむことができそうです!

 

伊藤さん:そうですね。“陶器”のイベントで印象深いのは、多治見の食器にフォーカスを当てた『CCC MINO(セラミックバレー クラフトキャンプ 美濃)PR in NAGOYA(2025.12/4(木)-12/8 @南館1階オルガン広場)』です。

お客様が性別、年齢関係なく楽しむことができるように、食器だけでなく陶器のアクセサリーやガラスも販売しました。また、若い年齢層の方々でも気軽に多治見という地域色のある陶器に親しめるように、6,000円ほどの低価格帯のものも用意してもらいました。それにより、普段松坂屋を利用される層のお客様だけでなく、若年層やファミリー層の方々にも楽しんでいただけました。

 

 

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「CCC MINO PR in NAGOYA」の様子

 

 

──さまざまな客層のお客様をイベントに呼び込むにあたって、何か工夫されていたことはありますか?

 

伊藤さん:このイベントは松坂屋南館1階のオルガン広場だけでなく、若年層のお客様が多い名古屋パルコさんでも同時開催いたしました。

そこでは「クラフト」として金工のアクセサリー、古着やコーヒーなどを提供し、立ち寄ってもらえたお客様に、松坂屋のオルガン広場でもイベントをやっていることを告知してもらう広報の役割も兼ね、イベントにさらに賑わいを持たせてくれたと思っています。

 

 

なるほど。パルコさんには若年層向けのファッションブランドも多く、おしゃれが好きな人が集まるイメージがあります。そのような方ならきっとクラフトアクセサリーや古着に興味を持ってくれそうですね!

 

 

 

小さなきっかけが大きな企画に

 

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大人向けのイメージが強く、学生が楽しめる場は少ないと思っていた松坂屋。

しかし、実際は私たちでも気軽に楽しめるイベントがあるということをお話を伺うなかで知ることができました。それを踏まえて、伊藤さんのこれまでのお仕事について、さらに深掘りしていきます。

 

 

──ズバリ、伊藤さんが今までで一番思い出に残っているイベントは何ですか?

 

伊藤さん:「言葉」のイベント『omnibus(オムニバス)(2026.4/10-4/12 @南館1階オルガン広場)』です。

これは、たくさんの本と語れるモノたちを紹介する、ものがたりがあつまるマーケットイベントです。

もともと読書が趣味で、たまたま散歩しているときに見つけたワンフレーズの古本屋さんとの出会いをきっかけに、本のイベントをやろうと動き出しました。松坂屋に来てくれるお客様に本の需要はあるものの、松坂屋には本屋がありません。なので、きっと盛り上がって楽しんでいただけると思いました。

 

 

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「omnibus(オムニバス)」の様子


 ──1から企画を作られたのですね!『omnibus』を開催するにあたって要した準備期間はどれくらいでしたか?

 

伊藤さん:だいたい半年前から準備していました。たった3日間のイベントですが、調整など大変な準備も多く、早くから動き出します。

 

 

──そんなに前から準備をされていたのですね。ちなみに『omnibus』は“言葉”のイベントであるとご紹介していただきましたが、なぜ“本”ではなく“言葉”のイベントなのですか?

 

伊藤さん:『omnibus』では本以外にも、絵本や短歌など、さまざまな人に楽しんでいただけるように、“言葉”に触れられるコンテンツを取り入れました。中でも、ファミリー層に向けた親子「DJ」イベントではたくさんの方々に楽しんでもらえました。

 

 

──親子でDJ?なかなかない組み合わせですね!どうしてDJイベントをしようと思い立ったのですか?

 

伊藤さん:小さな子どもでも短く楽しく言葉に触れられるのがラップであると思ったからです。まだ1人でやるのは難しくても、お母さん、お父さんと一緒なら楽しんでもらえると考えました。参加してもらえるかドキドキしていましたが、実際は多くのファミリーに参加していただき、ラップは色んな人に愛されているのだなと、新しい発見もありました。

 

 

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──たしかにラップは短く楽しく言葉に触れられる最適なコンテンツですね!では、最後にこのイベントが一番思い出に残っている理由を教えてください。

 

伊藤さん:『omnibus』は、1から企画を作り実施したイベントだからです。普段は既存のイベントに声をかけ、それを実施することが多いのですが、これは1から作り上げました。自分たちで企画した分、とても大変でしたが、工夫のしがいがあり苦労と同じくらい楽しかったです。

 

 

大変と楽しいは紙一重なのですね。社会で働くことを考え始めるわたしたち学生にとってとても参考になります。

 

 

 

仕事の楽しさとは

 

社会人って大変そう。実際楽しいのかな。

社会人として働いた経験のないほとんどの学生は、働くことに対する不安を抱えていると思います。もちろんわたしもその中の1人です。

最後に、伊藤さんに仕事への思いを伺いました。

 

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──今のお仕事のどんなところがおもしろいか、教えてください。

 

伊藤さん:人との繋がりが増えることですね。この仕事をしていたからこそ出会えた人はたくさんいます。過去のイベントでお世話になり仲良くなった方が主催するイベントに遊びに行くなど、この仕事「ならでは」の出会いはたくさんあります。

 

 

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──とても素敵な繋がりですね!では、伊藤さんご自身が、仕事を通して感じた変化はありますか?

 

伊藤さん:繋がりが増えたことで自分の世界が広がって、私自身も明るくなったなと感じています。視野や行動範囲が広がったことが嬉しく、いろんな楽しみもできました。仕事は大変ですが、このように良いこともたくさんあります。

 

 

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取材を終えて

 

今回の取材を通して、伊藤さんの新規開発担当のお仕事について知ることができました。

 

1から何かを作ることの難しさ、楽しさ、大変さの全てを経験した上で、“仕事は大変だけど、良いこともたくさんある”と話す伊藤さんは、とてもかっこよかったです。

そんな開発担当の方々の思いと努力が詰まった松坂屋のイベント、今度はぜひ私も行ってみたいと思います。

伊藤さん、この度は貴重なお時間をいただき、ありがとうございました!

 

 


 

《今回のゲスト》

 

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コンテンツ戦略部 新規開発担当

伊藤 花観さん(左)

趣味は旅行、登山、読書

ライター:南山大学 Nene

 

 


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