一ノ森でテン泊登山
梅雨の晴れ間を狙って友人と二人で徳島県の一ノ森にテント泊登山に行ってきました。
9月に立山にテン泊登山に行く予定なので、そのイメトレと練習を兼ねて・・・。
かつ、剣山頂上ヒュッテで働く友人が八ヶ岳のヒュッテに行ってしまうとの事で会いに行きました。
小雨がぱらぱら降る中、約9キロのザックを背負ってもくもくと一ノ森へ向かいます。
途中レインカバーを装着したりしながら、雨歩きの良い経験になりました。
また、歩き始めからすごく役に立ったのが事前に購入していたcaravanのモスキートヘッドネット 。
アブに顔を5か所刺されて病院に行くほどだっというお客様のお話や、
1年を通してキャンプをしている友人の「虫が多いと思うで~」の声があり、
早々に装着して登りました。
見た目よりも虫対策優先!細かい虫もしっかり防げて顔が快適。
私たち女2人のお気に入りアイテムになりました。
水が流れているところを何度か通過。
雨も相まってみずみずしい樹林帯。
その場所を苔パラダイス!と名付けて苔たちを愛でる。
ふかふかを触っては犬みたい~と喜ぶ友人♪
かわいい標識発見!
「一ノ森ヒュッテへ」
雷がゴロゴロなりだして、そわそわしながら美馬市市営の一ノ森ヒュッテに到着。
西日本でもっとも古く歴史のあるヒュッテだそうで、三角の青い屋根がかわいい佇まい。
予約制で綺麗なトイレと水道を借りることができ、一張り500円。
だいたい5張り程度という広さのこちらのテン場は梅雨時期のせいか、この日は貸切でした。
雨雲が来る前に急いでテントを張る。
霧と小雨と焼肉丼!
ほりにしで味付けしています。
生肉に加えてビールも持ってきました。(がんばった・・・!)
天候が悪く気温がそこそこだったことと、しっかり保冷していたのでわりと冷えてたビール・・・!
嬉しい♪
日が沈む時間に雨が止んできたので一ノ森へあがると・・・。
山並みを覆っていた雲が風に乗ってどんどん流れていき、剣山と次郎岌が姿を見せてくれました。
その向こうに陽が沈みます。
地球ありがとう!となる瞬間。
なんと満月の夜!
月光浴をして、おやすみなさい。
シュラフはisukaのAir Dryght290。難なく熟睡できました。
朝5時前。
テント場の目の前から太陽が昇る。
貸し切りでなんとも贅沢・・・!
ここは、四国のテン場で朝日がいちばん美しいと言われる場所だそうです。
遠くに、笹の中を走って行く鹿の群れが見えました。
一ノ森から二ノ森へ、そこから剣山山頂を目指します。
8時台ですでに灼熱の太陽!
初めてこちら側から剣山と次郎岌、そして三嶺を眺める。
前日は雨傘として活躍していたEVERNEWのU.L All weather umbrellaが、日傘として大活躍でした。
ときどき風がふわっと吹いては喜びながら進む。
いい道だなぁ。。。また歩きたい。
今年3度目の剣山です。
山頂ヒュッテで冷たい梅ジュースをいただいて生き返りました!
荷物をデポさせてもらい軽くなった身体で次郎笈へ向かいます。
(個人の責任によりデポさせていただけました)
青空と次郎の山肌と稜線。大好きな道。
次郎岌の山頂は虫が多いです。
剣山の山頂にピストンし、お昼ご飯を食べました。
サタケのマジックパスタシリーズのもちもち食感カルボナーラ♪
友人が作ってきてくれたバナナケーキも食べて、毎度大満足の山ごはん。
無事に見ノ越登山口まで下山。
おつかれ山!
2日間完璧なお天気ではなかったけど、さまざまな山の色や匂いや音を感じることができたし、
何より経験を積めたことでまた次の山行への自信になったと思います。
今回は、槍戸山や丸石へは足を伸ばせませんでしたが、また次回チャレンジしたいです。
季節や時間でいろいろな顔を見せてくれる山々にますますぐっと心を掴まれる山行でした^^
好日山荘スタッフ