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2023.09.12

立山連邦へ夏の終わりの大冒険

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立山連邦へ夏の終わりの大冒険

 

楽しみに楽しみにしていた連休、憧れの立山連邦に行ってきました!

そして・・・今回の副題は「禊の旅」!!

 

 

 

立山連邦の登山口、標高2424m室堂ターミナルへは立山黒部アルペンルート

さまざまな乗り物を駆使して進んでいきます。

 

電気バス・ケーブルカー・ロープウェイ・トロリーバス、

途中で黒部ダムの放水を見ながらの徒歩移動もあり、なんだかディズニーランドのアトラクションのようでした。

 

 

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宿泊地、雷鳥沢キャンプ場の水は煮沸が必要なので室堂ターミナルの玉殿湧水で水を汲みます。

友人とふたりで荷物を分け合ってもあらかじめ8キロ程の重量が9キロに・・・。

ただ、この水がとってもおいしくて・・・!家に持って帰りたいくらいでした。

 

 

真っ青なみくりが池をはじめ血の池・地獄谷など、見どころを通過しながら約40分程で雷鳥沢キャンプ場に到着です。

 

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やっと9キロおろせる~!!

たった40分の登り下りでこんなことで大丈夫かな?(笑)

 

日曜日10時、カラフルな雷鳥沢キャンプ場。

目の前にはドーンと立山連邦が!ワクワクが止まりません。

ひとり1泊1000円。今回は2泊です。

綺麗なトイレと水道を使用できます。

300張設営できるスペースはこの日はまだだいぶ余裕がありました。

 

 

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さっと設営して昼食を取ったらいよいよ出発!

1日目は11時頃からの行動で行ける範囲ということで奥大日岳を目指しました。

 

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自分たちのテントはあそこだねー!なんて遠くに見ながら気持ちの良い尾根を進みます。

お花が終わりうっすら紅葉が始まっていたり、夏の雲にすじ雲が混ざっていたり・・・

秋の気配を感じました。

 

出発予定時間を30分オーバーでスタートしたので時間が押してしまい、奥大日岳を目前にあと一登り・・・

というところで引き返すことに。

途中でお会いしたおじさまに、剱岳を教えていただきました。

雲からちらちら見え隠れしている・・・!

 

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ロッジ立山連邦で温泉に入り、ビールを買って。

日帰り温泉は700円ととっても良心的。山々を見ながらの露天風呂なんて贅沢!

そしてテント前に横たわる細い樹を私たちの小さなダイニングテーブルとして、乾杯しました。

この日のごはんは、アマノフーズビーフシチューとチーズパン。

そして最高のアテはアーベントロート

あーほんとに来てよかったね。。。うれしいね。。などとふわっとした平和な会話。

 

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夜はテントの優しい灯りや星の輝きをしばし眺めました。

 

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2日目です。

夜遅くから風があり、音が邪魔してしっかり睡眠をとれませんでした。

次回は耳栓がいるよね。うん。と確認の会話。

 

 

アマノフーズの鮭雑炊でサッと体を温める朝ごはん。

5時半頃ついに夢の立山三山に向けて出発!

睡眠不足が心配だったので、途中で味の素アミノバイタルスーパースポーツを飲んでおきました。

 

玉殿湧水で水をいただいて、浄土山へ。

登山口から怪しいガス・・・。そして慣れない岩場。

 

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浄土山山頂に着くころにはなかなかの爆風と霧雨で、心が折れかけます。

そこで出会った方に「今日はもうこのあと雨です。龍王岳までは1時間かかりますよ。」

と教えていただき龍王岳は断念して一ノ越山荘へ。

ここでは多くの方が休んでいました。

私たちもそこで少し温まりながら休憩して、このまま下山することに・・・・・・???

まだ9時頃でした。

 

 

 

30分程室堂に向かって下山したところでもう下界は晴れており、上を眺めるとどうもちらちらガスが抜けたりしているように見えます。

 

 

・・・このまま下山していいのかな・・・?

どうしても雄山で御札がほしいな・・・。

登りたい・・・!

 

 

一度折れかけた心を立て直して!アミノバイタルのおかげもあってか謎にわいてくる元気と勇気。

もう一度一ノ越に戻りました。

気合いだけだね。うん、気合だね。またまた気の抜けるようなゆるい会話。

しかし、一ノ越に戻るとやはり爆風とガスだったので本当にこの時は気合いだけだったな。(笑)

 

天国状態の雄山に無事に登頂。

初の3000m越え!!

嬉しくてじんわり涙が出る。

 

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御祓いもしていただき、ほしかった御札も無事に入手できました。

実家の壁に、母が13年前に登頂した際にもらった御札を飾っているのですが、それが色あせていてそろそろ新しいのにしたいと思っていたので、ここでしか手に入らない母へのお土産なのでした。

 

神主さんのありがたいお言葉をいただきます。

 

 

このような雨と風の中ここに来られたことは禊になる

 

 

そうか。。。禊・・・!

日々の下界の暮らしでの醜い自分さようなら。。。

 

 

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その後風がやんで元気に大汝山富士ノ折立にも登頂できました。

天国だけど・・・!(笑)

 

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そして、この天候のご褒美がついに・・・。

禊の甲斐あってか・・・。

ずーーーっとずーーーーっと会いたかった雷鳥が出てきてくれました。

ハイマツの陰から家族でぴょこぴょこ通過。

ここで2度目のじんわり涙!

かわいいなぁ、ありがとう、会えてうれしいよー!

 

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当初の予定では真砂岳別山もまわって立山三山を登頂する予定でしたが、時間問題で大走りからテン場に下ります。長距離のガレ場で足の疲労をダイレクトに感じ、慣れてないことを痛感。

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大好きな山の模様。

ガスが晴れて来た・・・!

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風にふわふわ吹かれるチングルマの綿毛。

かわいいなぁ・・・。

 

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おつかれ山・・・!!

16時半にテン場到着。

心折れかけたり嬉しくてうるうるしたり、基本は呑気な会話とちょっとの気合い!の10時間40分。

 

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計画変更や時間の都合で行動食のみだったこと、二人ともへトヘトだったこともあり、ロッジ立山連邦で温泉のあと夕食もいただきました。

カレー・牛丼それぞれ1000円。

そしてなんと生ビールも!!こちら700円。

心と体に染みわたる・・・。

 

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3日目は始発の立山黒部アルペンルートで下山。

下界で贅沢にピザなどいただいて富士山を眺めながら帰宅しました。

 

 

ここ最近山に行けてなかったことと、慣れない岩場、ちょっぴり病み上がり、ガスガスの天気・・・

など重なってかいつもよりだいぶゆっくりペースでしたが、

とにかく経験値を積めたな・・・!と思える実り多き3日間でした。

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山が好きな人は、植物・景色・写真・動物・おしゃべり、などいろいろ理由があるかと思いますが、私の場合は足で一歩一歩自分で進んで行けること自体が好きなのだと思います。

 

夏の終わりの大冒険完結。

これから秋山と冬山の季節がやってきます・・・!

 

 

 

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