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2024.08.22【上野動物園】ジャイアントパンダの様子

東京都恩賜上野動物園のジャイアントパンダたちは、えさとしてモウソウチク、シノダケ、マダケなどのタケを中心に与えられており、副食であるパンダ団子、ニンジン、リンゴもそれぞれ必要に応じて与えられています。


シャオシャオ

2024年8月15日(1149日齢)84.8kg(30日前より-0.4kg)

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シャオシャオ(撮影日:2024年8月19日)
公益財団法人 東京動物園協会提供


シャオシャオの健康状態は良好です。気温が高い日が続いているので、主に冷房の効いた室内で管理されています。採食、行動については特に異常はなく、良好です。

 

シャオシャオは2023年7月16日からハズバンダリートレーニング(※)をおこなっています。訓練を積み重ねることによって、パンダにとって少ないストレスで安全に体を触りながらの健康管理ができるようになります。現在は採血トレーニングを中心におこなっています。背中の緑色の印はまだうっすらと残っていますが、段々と薄くなっているそうです。

 

※ハズバンダリートレーニング
動物の健康な飼育と人間の安全な作業を目的として、動物に自発的な行動をとらせるための訓練


レイレイ
2024年8月15日(1149日齢)87.0kg(30日前より+1.2kg)

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レイレイ(撮影日:2024年8月19日)
公益財団法人 東京動物園協会提供


レイレイの健康状態は良好です。気温が高い日が続いているので、主に冷房の効いた室内で管理されています。採食、行動については特に異常はなく、良好です。


レイレイは2023年7月21日からハズバンダリートレーニングをおこなっています。シャオシャオと同じく、現在は採血トレーニングを中心におこなっています。リーリーの健康状態に大きな変化はありません。


2023年11月28日以降、定期的な血圧測定と投薬を継続しながら、薬の量の調整など、高血圧の改善に向けた取組みを続けています。2024年4月22日に検査時に毛を刈った部位については、見た目ではほぼわからなくなりました。


気温が高い日が続いているので、主に冷房の効いた室内で管理されています。採食、行動については特に異常はなく、良好だそうです。


2024年8月15日測定の結果、リーリーの体重は135.0kgでした。

画像リーリー(撮影日:2024年8月19日)
公益財団法人 東京動物園協会提供


7月28日以降、シンシンの右目に、一部白く濁った箇所を確認しています。白内障の可能性を疑われていますが、現在のところ、このことが原因と思われる行動の異常は見られていません。状態を見極め、治療法の検討を含め慎重に対応していくそうです。
また、2023年9月20日以降、定期的な血圧測定と投薬を継続しながら、薬の量の調整など、高血圧の改善に向けた取組みを続けています。

採食、行動については特に異常はなく、良好です。


2024年8月15日測定の結果、シンシンの体重は124.2kgでした。

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シンシン(撮影日:2024年8月19日)
公益財団法人 東京動物園協会提供

 

ジャイアントパンダの様子(撮影日:2024年8月19日)
公益財団法人 東京動物園協会提供

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